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「家はもらえる!」他人のお金で生きる心得4つを、プロ奢ラレヤーに聞く

コラム

 稼げど稼げど、暮らしはラクにならざる時代。もはや自分の力だけで生きていくのは限界が来ているのかもしれない。そんな中「余ったお金や資産を分け合う」「お金があるところから引っ張る」という“他人のお金任せ”な新潮流が誕生。新たな時代を生き抜く術を紹介する!

電卓 お金

他人のカネで生きるための4つの基本法則を大胆に提言

 “他人のお金で生きる”を実践するには?「他人に奢られるプロ」として活動し、他人のお金で生きるを体現するプロ奢ラレヤー氏は「固定費の削減」をまず提言する。

「他人のお金で生きる場合、最優先は固定費の中で割合の高い家賃と食費をタダにすること。手っ取り早いのは、空き家をもらうこと。法務局に問い合わせれば持ち主がわかるので、譲ってもらえないか交渉。今後、日本にはどんどん空き家が増えていくので、タダ同然でもらえる可能性は高いです」

他人のお金で生きる!

空き家は「空き家バンク」などのサイトで簡単に検索できる。自治体も空き家を持て余しているので遠慮せず交渉しよう

 プロ奢ラレヤー氏によれば、地方だけではなく都市部にも有用な空き家が存在しているという。

自分の価値が最大化できる場所に身を置く

 次に、「自分の価値が最大化できる場所に身を置くこと」を目指す。

「例えば毎朝、普通に起きられる人は朝起きるのが苦手な集団に入ったほうが活躍できるし、労働力になるような男性が少ない田舎では、居るだけでありがたがられる。自己分析して、そういう場所を見つけることです」

 これができたら、3つ目のステップは「平日暇な人と仲良くする」こと。これは、いったいどういうことなのか。

「平日に暇な人って大抵、変なコミュニティに属しているので、多様な繋がりを持てるんですよ。余り物をもらうためには多様性が勝負。例えば、クルマが欲しい場合、自分以外も全員クルマを求めてるような場所に行っても無意味。

 一方、平日に暇してるような集団にはクルマが余ってる人がいる可能性があるんです。そこと、接触が多ければそれだけで声をかけられる機会が増えて得をします」

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