bizSPA!

日本人が気にする「A Happy New Year」の“A”の真実

コラム

メリークリスマスと祝うのは「適切」か?

クリスマス

 昨今は、相手はキリスト教徒だろうと想像することや、自分の思い込みを相手に押し付けることを避けるべきである、という流れも強くなってきています。

 特に都市部やビジネスパーソンの間では、相手の自由な信仰を敬い、Have a good holiday season.とかHave a good winter break.と口にすることが増えています。

 また、Season’s Greetings(ミスが多いので、どこにアポストロフィーを入れて、どの単語が複数形か気を付けてください)と書かれたカードを送ることも多いです。

 色々なお祝いの多いシーズンの挨拶、という意味です。こういった思いやりの込められた表現を使うように気を付けるとよいでしょう。

<TEXT/木内裕也>

会議通訳者、ミシガン州立大学研究者。アメリカ大衆文化、アメリカ史の研究を行うほか、国際一流企業、各種国際会議などの通訳を行う。またプロサッカーの審判員としても活躍。著書には『同時通訳者が教える 英語雑談全技術』『耳と口が英語モードになる同時通訳者のシャドーイング』(ともにKADOKAWA)など多数。英語で仕事をする人の応援サイト「ハイキャリア」にも執筆

12

おすすめ記事