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弁護士、医者、経営者…人が羨む「忘年会人脈」を32歳男が築くまで

学び

 ちょうど今は忘年会シーズン。“飲みにケーション”なんて言葉もあり、職場の上司や同僚と親睦を深めるいい機会なのかもしれませんが、実際には忘年会どころか会社の飲み会に消極的な人が多いようです。

しっぽり

※画像はイメージです(以下同じ)

 二日酔いサプリメントの『ヘベレケア』を販売する株式会社コンプライアンスが、2019年9月に行った「お酒の席」に関するアンケートによると、88.1%の人が「(会社の)お酒の席には参加したくない」と回答。多いとは思っていましたが、9割近い人が会社の飲み会にNOを突き付けている事実に驚きです。

 ただし、そんな人でもプライベートの飲み会はまったく別なはず。気を許せる友人たちと忘年会を開く人も多いようです。

同じ学校でも仕事関係でもない友人たちとの忘年会

 BtoB系機械メーカーに勤める佐々木智哉さん(仮名・32歳)も10年ほど前から毎年友人たちと忘年会を開催。仕事などの都合で毎年出席できるわけではないそうですが、自身にとって年末の大きなイベントになっているといいます。

「高い会費を払って上司に気を遣わなきゃならない会社の忘年会は、考えるだけでため息が出ます。その点、こっちの忘年会は仕事のつながりとか一切関係ないですからね。例年その日が来るのを指折り数えています(笑)」

 ちなみにメンバーは8人。年齢は10歳年上の方から最年少の佐々木さんまで全員バラバラ。学生時代の同級生というわけではないようですが、一体どのようにして知り合ったのでしょうか?

「旅仲間なんです。といっても一緒に旅行したわけではなく、偶然同じ時期にインドのとあるゲストハウスに滞在していたんです。私は大学の卒業旅行で一人旅をしていて、ほかにも世界一周中の人、有休をまとめて取って10日間の旅をしている人などいろんな方がいました。全員が個人旅行のバックパッカーでしたが、宿泊者同士で食事や現地観光に出かけ、それで仲良くなって帰国後も忘年会を含み、年1~2回のペースで会うようになったんです」

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