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母が連帯保証人に…500万円の借金を肩代わりした29歳の覚悟

コラム

同僚と飲みにも行けない

 まず、鹿島さんは当時持っていた150万円の貯金を返済に回し、残債は一気に350万円に。さらに毎月5万円ずつ、夏冬のボーナス時には各20万円と年100万円ペースで返していったそうです。

 ところが、息子だけに負担させるわけにはいかないとフルタイムで働いていた母親が別のパートと掛け持ちで働き始めましたが、過労とストレスが重なってダウン。現在は週3日程度のパートのみで、以前のように仕事をすることができなくなってしまったのです。

「実家は離れているので一緒に住むこともできず、母親への仕送り(月5万円)が必要となった分、今まで以上にキツくなりました。そのため、ここ半年は月々の返済額を3万円に減らしてもらっています。

 おかげで会社の同僚や友達から飲みに誘われても泣く泣く断っています。ほかにも前はシーズン10試合ほど球場に観に行っていたプロ野球もここ2年間は一度も行けてません。彼女とのデートはなるべくケチらないようにしていますが、旅行とかには全然行けてないのでそこは申し訳なく思っています」

彼女が20代のうちに結婚できれば…

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 なお、彼女に借金のことは打ち明けており、そのうえで「完済するまで待つから」と言ってくれているそうです。

「今は仕事を頑張りたいというタイプだったこともありますけど、そう言ってくれる彼女には感謝しかないですね。ただ、だからこそあまり待たせるわけにもいかないという気持ちもあり、彼女が20代のうちにはなんとか結婚できればなって。それが今の目標です」

 なお、借金は残り180万円。月々の返済額が減った現在のペースでも2年半あれば完済できる計算です。

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