「株主優待」を100%満喫。個人投資家・俺メシが語る優待活用術
いまや株主優待を実施する上場企業は1300社以上。さまざまな企業から贈られてくる株主優待を駆使して、日々の生活で恩恵を受ける個人投資家も少なくありません。
人気ツイッターアカウント「天に星地に花俺にメシ (以下、俺メシ)」@yutairoad)氏もその一人。
俺メシ氏は40代の会社員ですが、外回りの出先でとるランチや、週末の家族サービスなど、株主優待をフル活用しているとか。その生活について話を聞きました。
株式投資のきっかけはイオンの張り紙
俺メシ氏が株の世界へ足を踏み入れたきっかけは、20代後半の新婚時代にさかのぼります。
「結婚を機に新居へ引っ越して、最寄りのスーパーがイオン(東1・8267)になりました。
店内にイオンの株主になるともらえる『オーナーズカード』の広告が貼ってあって、『買物金額がキャッシュバックされるなんてお得だ!』と、カブドットコム証券で口座を開設したのがはじまりです」
イオンのオーナーズカードを提示すると、買物金額の3%(100株保有の場合)がキャッシュバックされるほか、イオンシネマの割引、イオンラウンジの利用といった特典が受けられるなど、とってもオトクなのです!
そんなイオン株購入でスタートした俺メシ氏の投資家人生。
その後もコツコツ優待銘柄を増やしていき、現在は年間約80銘柄(短期保有含む)の株主優待を取得します。
気に入った銘柄は家族口座でも保有することで、より多くの優待をもらえるようにしたそうです。
そんな数ある銘柄から俺メシ氏のお気に入りを尋ねると…。
「『Mr.FARMER』や『Bread&Coffee IKEDAYAMA』といった、オシャレなカフェで使えるクリエイト・レストランツ・HD(東1・3387)が気に入っています」とのこと。
さらに、
「ほかには居酒屋のイメージが強いワタミ(東1・7522)が、アメリカンダイナーの『TGI FRIDAYS』で利用可能なのでランチでよく使っています。同じくワタミの『ニッポンまぐろ漁業団』のランチも質・量ともに魅力的で満足感があります」
と、ランチで使い勝手の良い外食銘柄の名前があがりました。