不眠やだるさを感じたら「秋バテ」かも。すぐできる予防・改善策
会社員としてできる「秋バテ」対策は?
最後に、会社員としてできる対策を伺った。
「通勤中、ランチの時間など、隙あらばなるべく外に出ると良いです。夏は暑いから日中オフィスから出ない人が多かったと思うんですけど、朝や日中に紫外線を浴びるとセロトニンというホルモンの分泌量が増え、夜になるとセロトニンを材料とするメラトニンの分泌量が増えて眠りやすくなります。
朝も、地下道を避けて地上を歩いてみたり、1駅前で降りて少し歩いてみたりだとか、それだけでも効果はあります。また、可能であれば仕事場でもなるべく窓から風を通して室温調節ができたらいいですね」
いくら仕事に追われていても、体調を崩してしまえば元も子もない。今回挙げた対策は秋バテに限らず、健康な体を保つために大切なものばかり。
これを機に食事や生活習慣を見直し「健康の秋」を目指してみると、仕事も趣味も今まで以上に打ち込めるのではないだろうか。
<TEXT/片野修作>