JR東日本の駅ナカ「シェアオフィス」を体験。15分150円の使い心地は?
駅構内のシェアオフィス。その使い心地とは
オフィス本体は想像以上にコンパクトでスタイリッシュな外見だ。周囲の関心も高いようで、立ち止まって興味深そうに見つめる人もちらほら。すこし視線を感じながら入室手続きを済ました。事前にアプリで表示されたQRコードかSuicaをかざすとドアが開閉する。
入室してみると、オフィス内は清潔感があり落ち着いた雰囲気だ。そのコンパクトさに驚いたが、天井が高いこともあるのか、窮屈さはあまり感じない。室内にはエアコンも常設されており、快適である。
また、このようなシェアオフィスは駅構内という土地柄、騒音やプライバシーが不安で利用をためらっていたが、いざ利用してみると静かで快適だ。扉も、曇りガラスが全面でカバーしており、プライバシーの不安もぬぐわれた。
卓上にはPCモニターにコンセントが2脚、充電用のUSB端子が完備されている。PCモニターはHDMIケーブルを持参することで使用可能だ。
席についてPCを開いてみると、先ほどの喧騒とは打って変わった空間で、落ち着いて作業に専念できる。Wifiも完備しているため、ちょっと一人になってくつろぎたい人にもお勧めかもしれない。
初めての『STATION WORK』は想像以上に使いやすく、無事仕事を終えることができた。ついでに別の作業も済ませてしまおうかと考えたが、地上ホームまでの距離が遠いため、すこし早めに退室した。運用開始から一か月余り。筆者が到着したのが昼時であったこともあるのか、利用者が途絶えず盛況の様子だ。
『STATION WORK』は東京駅・新宿駅・立川駅で利用可能(9月5日時点)。隙間時間を有効活用したい方は、ぜひ利用してみてはいかがだろうか。
<TEXT/モチヅキサトシ>
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