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ストロング缶と人工甘味料の組み合わせは、本当に危険?専門医に聞いた

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アルコール依存症患者の行動に、医師も驚いた

アルコール

 命にかかわる急性膵炎。どのような症状が発生するのだろうか?

「発症するとみぞおちや背中が耐え難い激痛に襲われ、入院後は膵臓を安静に保つために絶食・絶飲の措置が取られます。一日の許容摂取量を優にオーバーするストロング缶を毎日、飲んでいれば、この急性膵炎のリスクも格段に高まるでしょう」

 アルコール依存症になるような飲み方でなくても、飲酒によって異常行動を引き起こす場合もあるという。

「ある医師は『ストロングが日本を滅ぼすと思うんですよ』と言っていましたが、アルコール依存症の方を診療していると、真実味を帯びた警句だと思います。ごく稀ですが、酩酊して意識がなくなっているのに、著しい興奮や幻覚などの精神症状を呈する方もいます。実際、車に火をつけたり、他人をナイフで傷つけるなど重大事件を起こした方もいました」

 お酒は何よりも適量だ。成人男性の一日のアルコール摂取量20グラムを守るためには、ストロング缶を500mlではなく、350mlに収めておいたほうが良さそうだ。

<取材・文/永田明輝>

気候変動が進む地球の環境問題どうにかして。そんな雑食系ライター

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