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バイトの学生が注意されて逆ギレ。家庭教師派遣はツラいよ…

学び

学生の「自己保身のウソ」を追求した結果…

 電話を切った後、山口さんはすぐにYさんに連絡したそうですが、何度電話しても出てもらえず。そこでメールやショートメッセージで「至急連絡下さい」と送ったそうですが、「前回同様この日は返信がなかった」と言います。

「翌朝、会社でパソコンを開くとYさんから『謝ったのに生徒の母親から恫喝されました。ここでは家庭教師できないので辞めます』と一方的な内容のメールが届いていました。

 そこで事実確認をしたいと再度メールを送り、その日の午後にようやく本人と電話で話ができましたが、言っていることはメールの内容とほぼ同じ。先方からから聞いた内容と大きな食い違いあっただけでなく証言も二転三転したり、いくつかの矛盾があってウソをついているのは明らかでした」

 しかし、山口さんが再度話を聞こうと電話をしましたが、それ以降、Yさんと連絡を取ることはできませんでした。仕方なく登録時の書類に記入してもらった彼の実家に事情を説明。

地方から両親が謝罪に訪れるも…本人は不在

家庭教師

 その数日後、地方からYさん両親が謝罪に訪れましたが本人は同席せず、その場で規定違反により家庭教師契約を解除する旨を彼の両親に伝えたそうです。

「上司は慰謝料でも請求してやりたいよってボヤいていましたが、まったく同感です。実際には難しいので賠償など一切求めませんでしたけどね。ただ、Yさんの態度があまりにひどかったこと、最後は親任せにして本人はバックレてしまったことは、今も思い出すだけでむかっ腹が立ちます」

 誰でも間違いや失敗をすることはありますが、大事なのはその後どうするか。いくらいい大学に通っていても注意されたくらいで逆ギレするようでは社会に出ても通用しないと思うのですが……。

特集・職場のモンスター大学生

<TEXT/トシタカマサ イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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