タワマンの「良くないウワサ」にぶっちゃけて答えてみた
Q.「教育格差とかあるんじゃないの?」
大きく分けて、共働きクラスと専業主婦クラスに分かれます。
多くの共働き夫婦の方は、奥様も働かないと住宅ローンを返せないのでがんばって保活します。幼い子を土日に教室に通わせることも多いですが、これはタワマン住民に限らず、教育に熱心な方なら当然かもしれません。
専業主婦家庭だと、のんびりしている方はあえて公立幼稚園に通わせる方もいますし、3才あたりから特色ある幼稚園や保育園に通わせる方もいます。お稽古も熱心な人はいろいろ通わせますが、これも教育熱心な地区ならどこでもあることでしょう。
青天井で教育費用をかけられる方は、初手でインターナショナルスクールかそれに類するところに通わせます。私が実際に聞いている範囲でも、子ども2人の教育費が月50万円以上だったという方、何人か知っています。ただ、この方々と普通の方々は同じラインには乗っていません。
バトルと言うよりも「どこそこの家庭は何を習わせている」「誰ちゃんはとてもできる子らしい」……という話はよく聞きますが、これは別にタワーマンションに限ったことではありません。
繰り返しますが、同じラインに乗っている人たち同士での比較のしあいはありますが、クラスが全く違う人との比較はしようがないですね。
しかし、そのうちよくわかるんですよ。お金をかけた以上の持って生まれた遺伝子の差って……。最終的には、子どもにとってそれぞれのクラス感にあった友人を作りに行く感じなんでしょうね。
Q.「タワマンパーティーがうるさいんじゃないの?」
少し前に流行ったのは、タワマンの眺望が良いキッチンやパーティールームを貸し切ったお見合い業者やマルチ紛いの勧誘パーティーなどです。
当然、どこのマンションでも問題になってそのうち下火になるんですけど、ルールを知らない新参者が定期的にやらかす感じはありますね。
もう、そういう類のパーティーが開かれる日って玄関やロビーにいつも見ない男女が大挙して現れるからすぐわかるんですよ。無視していれば何も気にならないんですけど、こう言う系にめちゃくちゃ怒る住民もいます。
ま、こんな世界観なのですが、自分と違う世界の人をいろいろ見られるなんて楽しい世界なんじゃないですか?
一律横並びではなく多様な世界こそが人を成長させる。タワマン全てが必ずしもギンギンってわけではないんですが、単なるファミリーマンションとは違う体験ができるはず。
私はそう思うので、ぜひ食わず嫌いはやめて、タワーマンション一度はおいで。
<TEXT/のらえもん>