休日にアプリを使って「週末モデル」いくら稼げる?28歳OLの“副業改革”
“モデル”と聞いて、どのようなイメージを持ちますか? ファッション誌やショー、広告といった華やかな世界で活躍していて、一見遠い存在に感じるかもしれません。
しかし最近では、SNSやアプリを駆使して、会社員をしながら副業でモデルをしている人が増えています。憧れのモデルになるには、どのような道があるのでしょうか。
吉田早織さん(28)は、正社員で営業職をしながら、副業ではモデルとして活動中。単にモデル活動を楽しむだけでなく、本業と副業を掛け合わせて、“自分らしい働き方”を模索しているという彼女。副業でモデルを始めた経緯や今後の展望について、話を聞きました。
転機は「副業禁止」企業からの転職
【レースクイーンライター・みさぽんの副業×○○ vol.4】
――吉田さんは、正社員をしながら副業でモデルをされているんですよね。
吉田早織(以下、吉田):はい。ふだんは、株式会社リクルートで正社員として働いています。今年で4年目に入りました。日々、外回りをしながら、飛び込み営業をしています。土日休みなので、主に週末を使ってモデル活動をしています。
――正社員をしながら、副業でモデルをはじめたきっかけはなんですか?
吉田:実は大学生のときからサロンモデルを中心に活動をしていたのですが、新卒で入社した会社は副業禁止でした。なので、しばらく休止していたのですが、3年前に副業OKの今の会社に転職して、再開することに。仕事はモデル友だちに紹介してもらった「週末モデル」を仲介して請けています。
本業をおろそかにしないよう意識
――転職活動をする上で、「副業可」というのは重要な条件だったのでしょうか?
吉田:副業可か否かは最優先ではないですが、検討材料のひとつではありました。
――募集要項の中に「副業可」とあっても、実際に働いてみたら副業が許される雰囲気ではなかった……という話もよくあります。吉田さんの職場はいかがでしたか?
吉田:私の会社は副業をしている人が多いので、そのような雰囲気はあまりないですね。むしろ、お金を稼げる仕事に興味津々です。ただ、本業あっての副業なので、本業をおそろかにしないようには常に意識しています。
また以前、飛び込み営業をした企業様に再度訪問したとき、わたしの名前を検索してくれていたようで、「モデルやってるんだね」と話しかけてもらったことがあります。モデル活動がきっかけでクライアントと仲良くなれることが増えたので、本業にも活かせていると感じます。