大事なプレゼンで頭から黒い汗が…。チャラ男ビジネスマンに一体何が?
大事なプレゼンで頭から黒い汗が…一体何が?
入社2年目の伊藤裕貴さん(仮名・25歳)は、高身長でオシャレな大手広告代理店のプランナー。優秀な営業成績を残している一方、本人の強いこだわりで髪の毛を茶色に染めているため、周囲からは「チャラ男」とも言われています。しかし、そんな彼も新入社員の頃、初めての競合プレゼンで手痛い失敗をしてしまった経験があるようです。
「プレゼンの内容には自信がありましたが、絶対に負けたくないという一心で、前日に髪の毛を黒に戻したんですよ。心象が良くなるかなと思って。どうせすぐに元に戻すから適当に安いカラーリング剤を使ったら、最悪なことになってしまいました」
9月の残暑厳しい時期にもかかわらず、プレゼンに向かったクライアント先は「エアコンは7~8月のみ使用可」というエコな社風。そのため、会議室は熱気でムンムンとしていたようです。
「もともと、汗をかきやすい体質なのですが、その日は暑さでさすがに汗びっしょりになってしまいました。すると、なぜかみなさんが眉をひそめて、ぼくのオデコを見ているんですよ。アレッ? と思い、ハンカチでひたいを拭いたら、汗が黒光りしていしました」
すぐに髪染めが滴り落ちていたことに気づいたそうですが、「あんなに焦ったことは今までないですね……想像するだけでホラーです」と言います。なお、それが影響したせいか、プレゼンには破れてしまったようです。伊藤さんはそれ以降、大事なプレゼンをする前日までには、しっかり美容院で黒染めし、地毛に戻しているそうです。気のせいか、成約率もアップしたそうです。
職場に大悪臭が…発生源は生乾きのシャツ!
汗問題といえば、見た目の問題もありますが、やはり1番気になるのは、ニオイですよね。特に1人暮らしの男子にとって要注意なのが、部屋干しです!
「職場で隣に座っているチームリーダーの、明らかに部屋干しで生乾きの服が臭すぎて犯罪レベルなんです。夏場は本当に地獄ですね」と嘆くのは、IT企業でエンジニア職の高知美穂さん(仮名・28歳)。彼女の職場のリーダーのスメハラがひどく、デスクでは常にアロマを焚いていたそうです。
「見た目はなかなか爽やかなんですが、ある日、突然臭くなったんですよ。よくよく聞いたら、同棲していた彼女と別れたようです。もう本当に生ゴミが腐ったような臭いで吐きそうになってキツいです。でも、ニオイのことなので、さすがに本人には言えなくて、なんか落ち込んでるようにも見えるし、早く席が入れ替わることを祈るばかりです」
「喫煙する人の夏場の部屋干しのニオイは殺人級です……」と、高知さん。今回は男性の話ばかり取り上げましたが、アイメイクが滲んでクマのようになったりなど女性も汗による悲劇がおこりがちです。いよいよ夏も本番なので、気をつけましょう。
― 新入社員の身だしなみ、大丈夫? ―
<取材・文/白戸ミフル イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>