西武信用金庫、反社会的勢力に融資か。若手職員が見た問題点とは?
定年間近の職員は安泰、でも若手は……
実際に西武信金で働いている社員はどのように思っているのか。年間2000万人が訪れる企業の口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」ユーザーの情報を見てみよう。まずは、報酬について述べられたコメントを紹介する。
「成果主義が導入され、若手でも先輩の賞与を超えることができます。また、定年後も3つの働き方を選ぶことができるため、職員に優しい。しかし、そんな先まで現時点では考えることはできないし、信用金庫も存在しているかわかりません」(コンサルティング営業/20代前半男性/正社員/年収430万円/2016年度に関する口コミ)
西武信金では、定年せずに働くことのできる「現役コース」、嘱託として働く「嘱託コース」、退職する「退職コース」の3つのうちのいずれかを60歳の段階で選ぶことができ、還暦後も安心して働ける環境のようだ。ただし、口コミでもふれられているとおり、いつまでこの3つのコースが保障されるかはわからない。
入社3年目で、教育体制に不満も
そんななか、入社3年未満の若手からは不満の声も寄せられている。
「本部での考え方と現場での取り組みに差がある。配属される支店にもよるが、自分が配属された支店では教育をする気が一切感じられなかった。本部では研修など頻繁に行うが、支店でのOJTは役に立たなかった。営業時では担当先を割り振られることなく、すでに食いつぶされた先しか残っていない状態で数字をとるように指示されたり、新人を面倒見る気がない支店も存在する」(営業/20代後半男性/正社員/年収275万円/新卒入社3年未満/投稿時に退職済み/2017年度に関する口コミ)