パイオニア、100億円超の赤字で香港ファンド傘下に。今後を不安視する社員の声も…
エンジニアから「面白みがない」との声も
また仕事のやりがいを見出すことが難しくなっているという声もある。
「昨今は自社提案の製品開発を行う機会は減少傾向にあり、もはやOEM先の請負開発メーカーと化している。
また製品開発にかけられる予算も減少傾向にあり、開発したくてもできないというジレンマを終始抱えながら業務を行うといった傾向にある。面白味のない開発に終始している」(システムエンジニア/30代後半男性/正社員/600万円/2015年度)
岐路に立たされているパイオニア。早ければ来月下旬にも上場廃止となる見込みだ。今後は海外資本の傘下で、再び「開拓者」として新たな道を切り開いていけるのか注目したい。
<TEXT/菅谷圭祐 データ/キャリコネ(運営:グローバルウェイ)>