大坂なおみ、世界1位を成し遂げたチームの「分析力」
女子テニス世界ランキング1位を獲得
女子テニスツアーを統括するWTAが発表し、過去52週の大会成績に応じて与えられるランキングで、大坂選手は、4位から順位を上げ、1位になりました。2017年までは、50位前後にとどまって伸び悩んでいましたが、2018年に入ってからは流れが変わり、どんどんと順位を上げていきました。
2位は、全豪オープンでの決勝の対戦相手、チェコのペトラ・クビトバ選手。3位は、ルーマニアのシモナ・ハレプ選手。4位はアメリカのスローン・スティーブンス選手と続きます。
また、全豪オープンで大坂なおみ選手が獲得した賞金は、410万豪ドル(約3億2000万円)となり、生涯獲得賞金は11億円を超えています。これだけの規模の大会で、たくさんの人の期待を背負い、強豪選手を相手にしてコートに立つというのは、相当なプレッシャーであることは間違いないでしょう。
グランドスラム達成に期待の声
「優れた選手には、優れたトレーナーがいるんだなあ」
「第2セットで泣き出しちゃったときは、ダメかなあ、と思ったけどよく最終セットで持ち直せた!」
「データから見ても、大坂なおみのムラが減ったことは、一目瞭然」
ネットでは、大坂なおみ選手の勝利を祝う声が多く投稿されていました。また、その勝利の裏の努力が番組内で見られ、もっと好きになったという声も少なくありませんでした。
全米オープン、全豪オープンと2連覇を達成し、続く5~6月におこなわれる全仏オープン、7月におこなわれるウィンブルドンへの期待が掛かります。ますます、大きなプレッシャーにさらされる大坂なおみ選手。
それに負けずに、4大大会をすべて制覇し、グランドスラムを達成してほしいものです。
<TEXT/湯浅肇>
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