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「女性が活躍中の職場」に男性が応募するのはムダ? 企業の本音をプロに聞いてみた

学び

求職者も、企業側も駆け引きをしている

 また、Aさんはこう続けます。

「仮に求めるスペックに対し600万円払う用意があっても、ちょっとそれを下回る人がきたときスペックを満たさないから断るということはせず、『500万円でどうですか?』と言いたいのがそのシチュエーションですね。

 仮にスペックを満たしていても、現年収が500万円だったらこちらも500万円くらいで雇いたくなるので、あえて書かないのもありますね。ちょっとずるいけど給与テーブルが決まっていないとこういう判断になりがちです」

 今回Aさんに解説してもらった例を聞くと、求職者だけでなく企業側も駆け引きをしていることがよくわかります。

 転職を考える人はぜひ参考にしてみてください。

<取材・文/ロケット梅内>

Webライターです。主に最近の若者についての記事を書いています。週のほとんどの時間をラーメン食べ歩きに費やしていますが、グルメネタは苦手ジャンルです。

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