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ローソン本部に聞く、イチオシ冷凍・チルド商品「パスタは102kcalでも食べ応え充分」

暮らし

 外食がしにくい状況が続くなか、需要が高まっているのが自炊に役立つ冷凍・チルド商品です。大手コンビニチェーンからは新商品が頻繁にリリースされていますが、ローソンから気になる商品が発売されていました

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「ブロッコリーときのこのジェノベーゼ風」(お皿は直径15cmほど)

 4月6日に発売された「ブロッコリーときのこのジェノベーゼ風」(税込298円)です。なんとこのパスタ商品、内容量115gに対して、102kcalなんです。

 今回はこのパスタの開発の経緯や、部門別のイチオシ商品をローソン商品本部マーチャンダイザーの谷山亜季氏に聞きました。

なぜ「低カロリーで本格的」にできたのか

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谷山亜季氏

 谷山氏によれば「もともと低カロリーのパスタを作る意図ではなかった」そうです。

 しかし、実際に食べてみると、ショートパスタのモチモチ感やブロッコリーのゴロゴロ感に加え、バジルやガーリックの風味がしっかりしていて、具沢山で食べ応え充分。手間のかかる料理が自宅で手軽に食べられるようになっています。

「『ブロッコリーときのこのジェノベーゼ風』で使用しているショートパスタは、ソースを絡みやすくするために溝のような空間が多く、ロングパスタに比べてカロリーが抑えられるんです。食材もソースが絡みやすい食材(ブロッコリーやきのこ)を選定して満足感を高めています」

 ソースが絡みやすいがゆえに味が濃くなる課題も、バジルやガーリックのアクセントを加え、塩気を抑えることで解決したとか。こだわり抜いた製法で「低カロリーで本格的な」味わいを実現させたのです。

「大盛り炒飯」は本当に大盛りだった

 ローソンでは現在300種類以上の冷凍・チルド商品が販売されています。「ブロッコリーときのこのジェノベーゼ風」のように本格的で低カロリーな商品の他にも、コスパが良かったり、ローソンならではなど、幅広いユーザー像に合った商品が目白押しです。

 まずはコスパの良い商品から。どのコンビニでも人気商品に挙がる炒飯ですが、ローソンの「大盛り炒飯」(298円)は内容量450gとお買い得です。450gは一般的にお茶碗3杯分、コンビニおにぎりなら約4個分に相当します。他のチェーンでも、ここまでコスパが良いチャーハンはありませんでした。

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調理前の「大盛り炒飯」。直径約25cmのフライパンが一杯になるほどの量に

 他にもコスパが良い商品として名前が挙がったのが「大盛りチーズグラタン」(298円、340g)や「スモークタン」(108円、36g)。

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スモークタンの写真。分厚いタンの食感と味がしっかり感じられ、晩酌に最適な一品。(紙皿は大きさ直径18センチほど)

 スモークタンは「食感の良いタンを楽しめる」と谷山氏もお墨付き。噛みごたえのあるタンにレモン味が効いており、おつまみとしても最適です。

 クオリティの高い商品としては、「肉感!直火焼き骨なしスペアリブ BBQソース」(399円)や「黒トリュフソースで食べるローストビーフ」(399円)、「鰹と昆布の特製出汁で作った鶏のみぞれ煮」(399円)など、肉肉しいメニューがピックアップされました。どの商品も300kcal以下と、おかずに1品加える際には丁度良いボリュームに思えます

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肉感!直火焼き骨なしスペアリブ BBQソース。ごろっとした塊肉にBBQソースが相性抜群

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