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月給8万社員から一時はホームレスに。人気YouTuberが明かす“壮絶な過去”

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 わずか9か月でチャンネル登録者数10万人を突破し、自身のアパレルブランドも立ち上げている新進気鋭のインフルエンサー・えみ姉さん@emk_oooo)。学生時代には拒食症と過食症を経験し、卒業後は朝6時から深夜1時まで働いて月給8万円というブラック企業勤めで、体を壊してからホームレス生活を送ったほどの苦労人でもあります。

えみ姉

えみ姉さん

 20代でシンデレラストーリーを描いたえみ姉さんに、ブラック企業・ホームレス時代のサバイバル術と、アパレルスタッフになってから出世できた理由について聞きました。

拒食症と過食症を経て調理師学校へ

――えみ姉さんは調理師学校を卒業していますが、なぜその学校を選んだのでしょうか?

えみ姉:高校時代にダイエットにハマりすぎて拒食症と過食症を経験して、食への執着が強くなったからなんですね。きっかけは「大好きな先輩に釣り合う女性になりたい!」っていう単純な恋心だったんですが、一度スイッチが入るとのめり込んでしまうタイプで、やりすぎてしまいました。

――それは大変でしたね……どうやって拒食症と過食症を乗り越えたんですか?

えみ姉:拒食症のあとに過食症になって太ってしまい、まわりから「太ったね」と言われたくなくてしばらく引きこもっていたんです。でも、いつまでも逃げていてもしょうがないなって思ったんですよね。だからまた人と会って話すようになって、「太ったね」って言われて、自分は太ってしまったんだって事実を受け入れました。それからは現実逃避しなくなり、自然と克服できました。

月給8万円のブラック企業の社員に

えみ姉

――よかったです! 調理師学校を卒業してからは何をしたんですか?

えみ姉:パティシエになって、とにかくハードに働きました。朝6時に出勤して、退勤するのは深夜の1時。ほとんど眠れなかったです。それなのに月給は8万円で、やばかったです(笑)。

――それはつらいですね。そんなにハードなお仕事なのに、辞めたくならなかったんですか?

えみ姉:新卒で入社したので一般的な働き方がどんなものか分かってなくて、「こんなもんなのかな?」って受け入れちゃってたんですよね。今だったら続けられないと思います(笑)。でも、1年くらい経って体にじんましんが出て治らなくなってしまって、退職しました。

 その後が大変でしたね。仕事もないのに、親に家から追い出されてしまったんです。その頃は夜遊びしていてなかなか家に帰らず、休日も寝てばかりだったので「出ていきなさい!」と怒られまして。私も謝ればよかったんですけど「じゃあ出ていくよ」と飛び出してしまい、ホームレスになりました。幸い車はあったので、しばらく車中泊生活をしていましたね。

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