怪演女優・中村ゆりか、初写真集は「ちょっとでも寄り添えるようにした」
ローティーンの頃より芸能界で活動し、2020年に放送された連続ドラマ『ギルティ~この恋は罪ですか?~』では、冷酷な悪女を演じてTwitterに名前がトレンド入りするなど、大きな注目を集めている中村ゆりかさん(24)。
そんな中村さんがファースト写真集『Over the moon』を発売しました。「とても幸せ」「とてもうれしい」という意味を持つ本写真集をはじめ、3月21日深夜に放送される主演ドラマ『エージェントファミリー〜我が家の特殊任務〜』(関西テレビ系)について、また、“怪演女優”と呼ばれることへの率直な思いも聞きました。
温かみを感じてもらえるような写真集に
――ファースト写真集が発売になりました。
中村ゆりか(以下、中村):写真集を出されている女優さんは多いですし、私自身、お芝居をしているときとは違った表情や、映像では見られない一面を見ることができる写真集というのは、ステキだと思っていました。そうした作品作りに参加してみたかったので、とても嬉しいです。
――ご自身でも企画を出されたとか。
中村:私のお芝居でのイメージは、クールとか、ちょっとキツい女性とか、最近だとあざとい役とかだと思うんです。でも写真集では、もっと幅広い表現を見せたいと思いました。ぼ~っとしてる表情とか、活発な表情とか。
バリエーションの豊かさを大事にしたかったのと、初の写真集なので、どんな方が手に取ってくださったとしても温かみを感じてもらえるような写真集にしたかったです。
第2弾で外国に行くなら「2か所ある」
――沖縄での撮影ですね。
中村:前々から一度は行きたかった土地なので、夢が叶いました。タイトなスケジュールで、観光などはできませんでしたが、撮影自体が観光感覚でしたし、沖縄の美味しい郷土料理も食べることができて、幸せでした。
――もし第2弾で、外国に撮影に行くならどこがいいですか?
中村:2か所あります。まずは台湾。私の母の実家が台湾なんです。これまでにも何回か行っていますが、写真集としても残せたらなと思います。町の人と対話している自然な様子とか、市場にとても活気があるので、そこで楽しむ姿も収められたらなと。あともう1か所はオーストラリア。母の友達がオーストラリアにいて、案内してくださると言っていたので。何もない大地ですっと立っている写真にチャレンジしてみたいです。
――個人的には中村さんのコスプレ写真集が観たいです。『賭ケグルイ』シリーズの制服姿がすごく好きなので、制服シリーズや、馬術の正装などが見たいです。
中村:えー、そうなんですか。想像に全くなかったです。では、今後機会があれば(笑)。