彼氏がクリスマスに大奮発!翌日から「お茶すら買わない」ドケチに
もうすぐ今年もクリスマス。カップルでおでかけしたり、おうちディナーを楽しむ人も多いと思いますが、なかにはそんなクリスマスが一瞬にして地獄……になってしまったという人も。
都内のデザイン会社に勤務する佐藤ほのみさん(仮名・27歳)は、1年前のクリスマスが原因で当時、交際していた男性と破局した苦い経験談を語ってくれました。
彼女に大量の料理を作らせる“節約家”
「彼とは昨年の夏、知り合いの飲み会を通じて知り合いました。彼は某IT企業のシステムエンジニア(SE)をしているのですが、お互い仕事の時間が合わないのでデートはいつもどちらかの家でした。最初はそれでも楽しかったのですが、付き合っていくうちに彼の本性が見えてきたんですよね。なるべくお金をつかわない、良く言えば節約家、悪く言えば“ケチ”ということが発覚したんです……」
筆者の周りにもSEの友人は何人かいますが、仕事が忙しい分、ストレスで浪費癖のある人のほうが多い気がします。ほのみさんの交際相手は、具体的にどんなところがケチだったのでしょうか。
「2人で家でデートしていて、私が『夕飯どうする?』と聞くと、必ず『何か作って』と言うんです。最初は嬉しかったけれど、毎回続くと、さすがに面倒くさいんですよね。しかも食材は必ず近所の業務スーパーで買うのですが、業務スーパーの野菜はサイズが大きいから2人分だと絶対に余るんですよね」
ケチな彼が唯一散財する「ガンダム」
「それを言うと、彼は『たくさん作ってくれたら冷凍して後で食べるから』と悪びれもせず言うんです。こっちの労力も考えてほしいですよね……。それで、週1回は彼の家で大量の食事を作っていたのですが、まるで息子の世話をするために田舎から出てきたお母さんのような気持ちになりました……」
そんな節約家な彼ですが、あることだけにはお金を惜しみなく注ぎ込んでいたようです。
「彼、ガンダムのプラモデルがすごく好きなんです。私は全然詳しくないのですが、結構高いようで1体3万円以上するものもあるみたい。しかも、買うだけで全然作る様子もないし、『作らないの?』と私が聞くと『これはレア物だからコレクション用』と言って、家中にガンダムの箱をためこんでいるんです。後は普通に貯金もしていたと思いますが、服も同じものを5年以上は着ていたし、お酒もそんなに飲みません。ガンダム以外にはお金をつかっている様子はありませんでしたね」