いじめっ子に同窓会で再会。外資系勤務と知った途端に態度が豹変し…
懐かしい学生時代の旧友たちと再会できる同窓会。当時の思い出話に花を咲かせて盛り上がるのは昔に戻ったような気分で楽しいですが、その一方で現在の自分と周りを比較してしまう人も多いはず。なかには元クラスメイト相手に露骨なまでにマウンティングをしてくる人もいるようです。
今も格下の存在だと思い込んでいた…
都内在住の会社員、小池伸宏さん(仮名・28歳)も1年前に参加した中学時代の同窓会で、同級生の女子からのマウンティングを経験。「昔からそういうことを平気でしてくる子でしたが、大人になっても全然変わってなかった(笑)」とそのときのことを振り返ります。
「彼女はユカっていうんですけど、ほかの同級生と近況報告をしていたら割り込むように入って来て、第一声が『どうせ大した仕事してないんでしょ!』ですからね。その言い草に一緒にいたクラスメイトたちもさすがにちょっと引いていました」
ちなみに小池さんは小学生のころに両親が離婚。パート勤めの母親が女手ひとつで育ててくれたそうですが、アパート暮らしで生活も決してラクではなかったとか。
中学校の制服も新品ではなく母親が知人から譲ってもらったお古だったため、そのこともユカさんによくバカにされていたそうです。
「いつも私のことを『貧乏人』などと蔑んで、名前で呼ばれた記憶はほとんどありません。でも、当時の自分はすごく内気で、何も言い返すことができずにひたすらサンドバック状態。母を心配させたくなかったので毎日学校には行きましたが、本当は休みたくて仕方なかった。休み時間のたびに彼女に絡まれるのは地獄のような時間でした」