周囲に異性からモテモテの友人がいたら、羨ましいと思いますか？ それともすごい！ と感じるでしょうか。今回は、友人からモテるアピールを繰り返されて困ってしまった男性のエピソードをご紹介します。

※画像はイメージです

サバゲーで知り合ったモテる友人

　数年前からサバゲーにハマっている足立光博さん（仮名・27歳）は、それを通じて知り合った友人たちとよく飲んだりオンラインゲームをしたりしていました。そんな友人の中に、1人ちょっぴり癖のあるSくんという男性がいたのです。

「Sくんは背が高くて清潔感もあって顔もイケメンで、どう考えてもモテるタイプの子です。俺よりも4歳年下なので、弟みたいな目で見ていたんですが、しばらくしてから妙にモテるアピールをLINEでしてくるようになったんですよね」

　Sくんは足立さんにLINEで「また告白をされた」「元カノから復縁要求されている」など、事あるごとにモテることを報告してきました。そのたびに軽く返事をしていた足立さんだったのですが、徐々にその回数が増えてウザいと感じるようになってきたのです。

アピールしてくるのは俺にだけ？

　ある時、サバゲー仲間の1人である同い年の友人MさんとLINEで雑談していたとき、何気なくSくんのモテるアピールについて話題に出してみました。するとMさんは、そんなアピールをされたことがないと言うのです。

「てっきり俺以外の全員にもそういう話をしているものだと思っていたので驚きました。Mくんは『一度もそんな話をされたことがない』って言うんです。それを知って、他の友人たちにも聞いてみたら、やっぱりアピールされていたのは俺だけでした」

　なぜ自分にだけ？ という疑問を抱きつつもSさんに直接聞くことができず、しばらくモヤモヤとした気持ちのまま付き合いを続けていました。しかし、そんな状態に変化が訪れる出来事が起こるのです。