オンラインデートは逆効果?コロナ下に「アプリで出会う」方法をプロが教える
2020年上半期、コロナの影響によって大手マッチングアプリは新たなサービスを実装するという発表が相次ぎました。これからの出会いの潮流について、マッチングアプリの出会い事情に詳しい恋愛コンサルタントの鈴木リュウ(@ryu_suzuki01)さんに話を聞きました。
オンライン○○機能が続々と実装
大手マッチングアプリのPairsやタップル誕生は、それぞれオンライン上で顔を合わせて会話できるビデオデート(オンラインデート)を実装したほか、コンパde恋プランなどの大手合コンマッチングサービスもZoom上で初対面の男女がお酒を飲みながら会話できるオンライン合コンプランを発表しています。
ビジネスの場面でZoom会議が普及したように、今後恋愛面でもオンラインでコミュニケーションする方法が普及すると盛んに喧伝するメディアも少なくありません。
やはり、メディアが盛んに報じるように、オンラインでの出会いやデートはアフターコロナの恋愛の新しいスタンダードになるのでしょうか。
リモート飲みは衰退の一途
「いえ。コロナ以降の恋愛事情は1ミリも変わらないですね。むしろ、そうした新サービスがリリースされるたびに『これが今後の恋愛の新しいかたちになる!』とメディアは喧伝しているきらいがありますが、流されてはいけません」(鈴木リュウ、以下同)
鈴木さんによると、コロナ以降、マッチングアプリではビデオデートを試す女性がいたものの、概ね最終的な出会いの着地点は変わらないと言います。
「これまでの人類史において、男女の肌が触れ合わずに愛が成就したことは一度もありません。マッチングアプリの出会いの入口にオンライン通話が導入されたという“ニュース”も、20年近く前の2ショットダイヤルや出会い系サイトなどの時代から機能的には本質的に一緒。そのため、大きく戦略を変更する必要はないです」