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「外から家電を操作できる部屋」に住みたい若手社員は多数。ただ払える額は…

暮らし

 みなさんは日常生活のなかでIoTデバイスを利用していますか? もしくは、利用してみたいと思いますか?

 株式会社レオパレス21は、入社5年目までの全国の社会人を対象に、「若手社会人のひとり暮らし」に関する調査を実施しました。

半数近くが「IoT化された賃貸住宅に住みたい」

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※画像はイメージです(以下、同じ)

 身の回りのものがインターネットでつながる「IoT(Internet of Things)」に対応した機器がさまざまな分野で増えています。

 AI(人工知能)やIoTを活用することにより、家電製品の音声操作や遠隔操作ができるようになるほか、防犯機器などをネットワークでつないで一括管理することができるようにもなります。

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 入社5年目までの社会人に対し、こうしたIoT化された賃貸住宅に住みたいかを調査したところ、「ぜひ住んでみたい」(17.3%)、「住んでみたい」(29.5%)という回答結果が得られ、合わせて半数近くの46.8%が「IoT化された賃貸住宅に住んでみたい」という意向があることが分かりました

 ただしもっとも多かったのは「どちらでもない」(34.3%)という回答でしたが、「あまり住みたくない」(10.5%)、「住みたくない」(8.3%)という否定的な回答は少数派でした。

(※構成割合は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計100%と一致していません)

IoTデバイスを利用したい場所の上位は?

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 部屋のどのような場所でIoTデバイスを使用したいかを聞いたところ、ドアの施錠やセキュリティーカメラなどの利用が想定される「玄関」(53.5%)、エアコンやAIスピーカーなどの「リビング」(38.8%)、冷蔵庫や調理器具などの「キッチン」(22.0%)が上位となりました。

 以下、「寝室」(14.5%)、「浴室」(9.2%)、「トイレ」(7.7%)、「洗面所」(5.8%)、「その他」(4.5%)と続きました(複数回答可)。

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 このほか、調査対象者全員に対してIoT化された賃貸住宅のために現在の家賃にいくら追加して払ってもよいと考えているかを調査した結果では、上位は「1000円以下」(22.8%)、「5000円」(22.4%)、「3000円」(21.7%)となりました。

 以下、「2000円」(18.9%)、「4000円」(7.1%)と続き、5000円以下の追加料金なら払えると考えている人が9割超の圧倒的多数であることが分かりました。

 若手社会人にとって、一人暮らしの「利便性と安全性」は、重要度が高いといえます。これからの「IoT×ひとり暮らし」は、もっと広がりをみせていくのではないでしょうか。

<TEXT/c-m-asahi>

【調査概要】
調査期間:2018年5月14日~2018年5月16日
調査内容:レオパレス21「若手社会人のひとり暮らし」
調査対象:ひとり暮らしをしている全国の社会人1~5年目までの男女600人
調査方法:インターネットリサーチ

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