年収1000万円稼ぐ男はなぜ歯医者に通うのか?プロに聞く、一流の身だしなみ術
年収1000万クラスのビジネスマンは、なぜかいつも身だしなみが整っている印象だ。服装や髪型にきちんと手入れが行き届いている。果たして、日頃からどんなことを意識しているのか?
男女エグゼクティブの振る舞いや行動のコンサルティングなどを行い、日々数多くのクライアントと接している丸山ゆ利絵氏に、高所得なビジネスマンたちの身だしなみのポイントを聞いた。
見た目ですぐに清潔感が伝わる
丸山氏がこれまで関わってきた年収1000万円以上の男性の身だしなみの細かな特徴としては、身につけているものが総じてよく手入れされている印象を受け、清潔感があるそうだ。
「見た目ですぐに清潔感が伝わります。靴がちゃんと磨かれ、衣服にシワがなく、髪がきちんとセットされているなど自分が身につけているものや自分をきちんと手入れしています。ビジネスシーンでは、全体的に色味は抑えめで、色のトーンが揃ったコーディネートをしています。ネクタイや靴の色だけ浮いたり、派手なストライプのスーツやシャツを選ぶということがありません」(丸山氏、以下同)
さらにサイズ感がピタリと合っていることもポイントのひとつ。そして男性は女性と違ってメイクをしないので、肌の印象の差は当人が思う以上に大きいようだ。
「スーツなどのサイズ、シャツの首回りなどがきれいにフィットしています。ブカブカ、ピチピチの印象が一切ありません。そしていかにも流行というスタイルは選びません。ただし、流行におくれてもいません。コンサバ、オーソドックスなスタイルを選んでも、シルエットが古臭くないように気をつけています」
これ見よがしなブランドものを持たない
「成功している感のあるエグゼクティブは、肌が脂ぎっていないのも特徴ですが、かといって乾燥しているようなガサガサ感もないです。頬や唇がなめらかでうるおっている印象が強いです」
また意外に感じるかもしれないが、本当にできるエグゼクティブは、これ見よがしなブランドものなどはあまり持たないらしい。
「革小物なら、色などは地味なのに、一見して革の品質の良さがわかるものを持っていることが多いです。ポケットチーフなどもそうで、ただの白いコットンですが、薄手のなめらかなものを挿していたりします」