テレワーク中に監視LINE「サボってないか?」しつこい上司に部下が行った反撃は?
新型コロナウイルスによって、相当数の企業が導入したテレワーク。しかし、テレワークがトラブルを招くこともあったようです。
今回は、テレワークでストレスが溜まってしまった男性のエピソードをご紹介します。
職場でテレワークへの移行
多くの会社が外出自粛によりテレワークへ移行する中、梅村裕人さん(仮名・27歳)の会社も原則自宅で仕事をする方針へと切り替わりました。満員電車などのストレスがない分、仕事に集中できると思っていた梅村さんでしたが……。
「直属の上司のHさんが、テレワーク切り替え後からめちゃくちゃLINEを送ってくるようになりまして……。1時間に1回くらいのペースで『きちんと仕事をしているか』という確認をしてくるんです」
以前プライベートな連絡をとった際に交換したLINEが、こういった使われ方をするとは思ってもいなかった梅村さん。初日から出勤のストレスとは違う大きな不安を抱えてしまいました。
LINEで返信しないとサボり!?
HさんからのLINEは最初のうちだけだろうと考え、きちんと返信をしていた梅村さん。しかし、1週間経っても、10日経ってもその頻度は変わりませんでした。さらにHさんは、すぐにLINEを返信しないと「サボっているのか」などと、LINEを連投してくるようになったのです。
「サボりもなにも、集中していたらLINEに気づかないことなんてあるじゃないですか。仕事でLINEなんか使いませんし。返信しないと疑われるから時間を気にするようになって、そのせいで仕事に集中できなくなっていくのが自分でもわかりました」
仕事に集中できないことで、効率も悪くなり明らかに以前よりも仕事の速度が下がってしまったという梅村さん。それをHさんは見逃しませんでした。この頃からLINEでは「家にいるからと気を抜くな」「集中しろ」などの言葉も送られてくるようになったといいます。