“ゲイの精神科医”に、若者4名の悩みをぶつけてみた。職場のプレッシャーがツラい…
ふとした時に悩みを抱えて、専門家にアドバイスをもらいたくなったこと一度はあるのではないでしょうか。
すべての悩みが吹き飛ぶようなタメになるつぶやきが話題を呼び、フォロワー数16万を誇るTwitterアカウント・ゲイの精神科医Tomy(@PdoctorTomy)さん。
今回、そのつぶやきが『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)として書籍化されました。本業である精神科医の傍ら、あくまでも匿名で情報発信を続けてきたTomyさんに悩める社会人4名の悩み相談に乗ってもらいます。
Q. 職場でのプレッシャーがツラい
■ 23歳・男性・会社員 ■
「もともと負けず嫌いな性分です。就活では努力の甲斐もあって、第1志望の大手企業に入ることができました。職場での評判もよく、上司から期待をかけられていますが、実際は失敗してはならない、甘えてはならないというプレッシャーで押しつぶされそうです……」
A. 伸び伸びとやることが大事よ
Tomy:人間誰しも一度でも失敗しないと教訓が得られないから「まあ失敗してもいいんだ」という気持ちを持つことね。
アタクシはどちらかというと負けず嫌いとは正反対の性格なんだけど、負けず嫌いな人ほど自分自身を追い込みがちね。周りからどう思われてるとか考えずに伸び伸びとやることが大事ね。悪く言われたり注意されたりしても、また同じことをやらなければいい。で、少し疲れたら休むくらいがちょうどいいんじゃないかしら。
それに、アナタくらいの年代ですごく“優秀株”だった人がそのまま本当に優秀に育っていくことってほとんどありません。どんなに頑張ってもダメなときはダメ。
でもそれも一時期なもので、ここで少しへこたれたり、変な道に行っちゃったりしても、まだ人生が大きく変わることってない。むしろ面白いもので栄養になって戻ってくることもある。なるようにやったらいいんじゃないのかしら。