俳優・濱田龍臣、19歳の素顔「エゴサーチはめちゃくちゃします」
大河ドラマ『龍馬伝』で坂本龍馬の幼少期を演じるなど、子役時代より活躍を続ける濱田龍臣さん(19歳)。最近はクイズ番組などでも個性を発揮していますが、最新主演ドラマの『天国からのラブソング』が福岡放送とBS日テレで放送になります。
ベースは視聴者からの個人的な調査依頼を独自に解決する深夜番組で放送された実話。高校生の天星(てんせい=濱田)が、奇想天外で周囲を常に驚かせていた亡き祖父(イッセー尾形)の知られざる真実を知り、奇跡を起こす感動作です。
2006年にデビューし、2020年の夏に二十歳を迎える濱田さんに、役者業への思い、そして意外な野望などを伺いました。めちゃくちゃエゴサーチするという素顔も。
「お好きにどうぞ」という言葉のすごさ
――感動してウルっと来ました。実話ベースの作品ですね。
濱田龍臣(以下、濱田):「マジか!」って感じですよね。おじいちゃんのすごさには本当に驚きました。ただ役者としては演じる人にモデルがいるのは不安でした。実際の天星や祖父を知っている人もいるし、これを1回テレビで見ている方もいるので。
――確かにテレビでドキュメントを1度放送しているというのは他の作品と違いますね。おじいちゃんのすごさをどこに一番感じましたか?
濱田:「お好きにどうぞ」という言葉ですね。
――本当にすごい言葉です。なかなか言えません。
濱田:でも演じていて、「お好きにどうぞ」と自分が言われているときは、そこまですごいと思っていなかったんです。「お好きにどうぞ」「うん、わかった」くらいの。
出来上がった映像で、客観的な視点から見ると違ったんです。なんでそこで「なんでだよ」ってならないんだろうって。おじいちゃんの心の広さを実感しました。
Fコードが弾けなかったギターに再挑戦
――天星くんもあとになってそのすごさを実感したのかもしれませんね。今回、濱田さんはギターに挑戦しました。
濱田:大変でした。高校のころに、「できたら、かっこいいな~。モテるかな」と思ってアコギを買ったんです。でもFコードが弾けなくてやめちゃったんです。
今回、お仕事でやることになったので、そのギターを引っ張り出して猛練習しました。半年くらいしてなんとか弾けるようになりました。指は痛いし、なかなかうまくならないし、苦労しましたが、できるようになっていくのは楽しかったです。