他人の300万円で生活する28歳“プロ無職”の生計論「家、クルマ、お金はもらえるもの」
稼げど稼げど、暮らしはラクにならざる時代。もはや自分の力だけで生きていくのは限界が来ているのかもしれない。そんな中「余ったお金や資産を分け合う」「お金があるところから引っ張る」という“他人のお金任せ”な新潮流が誕生。新たな時代を生き抜く術を紹介する!
発信や交流が余ったお金の獲得機会に
「自分で稼がなきゃ生きていけないと思ったことは1ミリもない」と断言する、るってぃ氏。「プロ無職」を名乗り、我慢してまで働かない生き方を発信した結果、年間300万円の個人スポンサーがつくなど、「他人のカネ」で生計を立ててきた。
「シェアリングエコノミーの価値観が広がって、あらゆるものをシェアしたほうが合理的な時代になったじゃないですか。実はお金や資産って余っているんですよね。実際、僕のブログを見た人から『要らないからあげるよ』と、クルマをもらうこともありました」
1月の収入の内訳は、スポンサー費25万円(※’19年で終了)、有料noteの購読料2万5000~3万円、会社顧問料10万円に講演費や自作アートの売り上げなど。過去にはクラウドファンディングやオンラインサロンも実施した。
「自分の弱みや過去を開示することで共感を得ながら、役立つ情報をツイッターで発信していきました。フォロワーが増えると人に会いやすくなり、支援を受ける機会や規模は拡大する(現在約3万5000人)。毎日の行動と情報発信によるリターンだと思います」
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