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ぺえ「とりあえずやってみろ」新世代オネエタレントに若者の悩み相談が絶えない理由

暮らし

「自分のなかで閉じ込めておくと過去の話にならない」

――いろんな方の相談に乗られてきたぺえさんですが、突発性難聴のことであったり、ご自身の悩みについてはどのように向き合っていますか?

ぺえ:正直、芸能の仕事の悩みって、同じ仕事をしている人に聞いてもらいたいので、今はりゅうちぇるやペコだったり、(前田)敦子に相談に乗ってもらっています。

 もともと自分の弱い部分を人にさらけ出すのが苦手なタイプで、自分のなかで解決することが多かったんですけど、やっぱり限界がありますよね。

 自分が本気で弱ったときに、こんなに救いの手を差し伸べてくれる人がいることにもっと早く気づけていたら、今回のような突発性難聴なんていうことにまでならなかったんだろうなって、甘えなかった自分バカだなって思いました。

――誰かに頼ることも自分を守る方法だということに、気がつくことができたんですね。

ぺえ:今だから思うことなんですけど、他人に話すことっていうのが、一番プラスの方法なのかなって思います。自分のなかだけで閉じ込めておくと、いつになっても過去の話にしならない。でも、他人に話してしまえば遠い過去の話になるなと感じています。

私の人生1週間くらいで決まっちゃう

ぺえ

――いろいろ悩みを抱えている、今の若い子たちに言いたいことはありますか?

ぺえ:「とりあえずやってみろ」っていうことが一番なのかな。私自身、生まれてきてから直感でしか物事を決めてなくて、だいたい私の人生1週間くらいで決まっちゃう(笑)。

「WC」も、お店を知ってから応募しよう、面接行こう、お願いしますって1週間くらいで決まっちゃったし。だから直感って大事。結局、自分がビビっときたものに飛び込むことが、成功への鍵なのかなって思います。

<取材・文/西川未紗 撮影/市村円香(@1yen_photograph)>

【ぺえ】
山形県出身。学生時代はバレーボール部の体育会系。人気アパレルショップ、原宿の「WC」でショップ販売員になるため上京。2016年4月よりタレント活動を本格化、バラエティを中心に活動の幅を広げる。原宿系×毒舌×「新世代」オネエとして人気急上昇中。Twitterアカウントは@peex007

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