クロちゃんが「クロフェス2025」で描くアイドルの未来――6年目の挑戦と“折れない理由”とは?

安田大サーカス・クロちゃんが総合プロデューサーを務めるアイドルフェス「クロフェス2025」が、2025年9月13日(土)~15日(月・祝)の3日間、東京・海の森水上競技場で開催されます。今年で6回目を迎えるクロフェスは、全国から約250組のアイドルが集結し、6つのステージで熱いパフォーマンスを繰り広げる国内最大級のアイドルイベントへと成長しました。クロちゃんに、見どころやプロデューサーとしての意気込みを聞きました。
クロちゃんが語るクロフェスへの想い

「クロフェス」の成長を支えるのは、クロちゃんの止まらないアイドル愛です。彼は全国のアイドル情報をまとめた「アイドル手帳」を駆使し、さらに日本ご当地アイドル活性協会・金子正男氏と連携して、47都道府県から次世代のスターを発掘。
「第2の橋本環奈や王林を見つけたいと思って始めたけど、実際には病を克服した子やウクライナから来た子など、多様な夢を追う存在に出会えた。美少女発掘だけじゃなく、いろんなすごい子たちがいるとアピールできたらな」とクロフェスへの想いを語ります。
日替わりの豪華ゲストやスペシャルライブも
ーー今回の見どころを教えてください。
クロちゃん:豪華ゲストMCに高橋みなみ、矢口真里、王林が日替わりで登場します。スペシャルライブでは再結成する「メロン記念日」(9月14日)、そして王林が「OURIN 王林」として出演(9月15日)するところもあります。
ご当地アイドル企画「ジパングステージ」では、47都道府県からご当地アイドルが集結するし、歌やダンスだけでなく、バルーンアートをやってお客さんにプレゼントする変わり種もあって、そんなところもみてもらえたらいいなと思います。
あと、クロフェスで初めて作った「リロード」という曲では、お客さんのじゃんけん勝敗予想によって大サビが変わるので、ライブでしか楽しめないので来てほしいな。
プロデューサーとしての挑戦
ーープロデューサーとして一番意識していることは何ですか?
クロちゃん:プロデューサーだから今まで気持ち悪いって言われなくなったけど、呼ぶと固まる子もいて本当かわからないから、自分で差し引きを考えるようになった。難しいとは思っています。
いろんな人が手伝ってくれてだんだん大きくなったフェスだけど、プロデューサーだからって偉そうにするんじゃなくて、「クロちゃん」の名前を使ってもらえればいいので、それでアイドルが活性化するならアイドルファンの僕はうれしい。
ーー今後、挑戦したいことはありますか?
クロちゃん:自治体ともっと連携して、ご当地アイドルを地域活性化につなげたい。県をまたいで呼ばれる事例も増えていて、クロフェスがそのきっかけになればうれしい。今年はライブアイドルの力を見せたかったので、ライブアイドルの逆襲だと思って6年目を開催しました。来年はメジャーアイドルも呼ぶ予定ですが、今回はライブアイドルの力を示すことが目的です。
ーー若手芸人にアドバイスするとしたら?
クロちゃん:うちの事務所でアイドル好きの芸人がいるなら、あまり知られないでほしい。それで売れてる奴は早くやめてほしいって思いますね。自分の順列が上がるので(笑)。
クロフェスは自分のアイドルへの夢の続き

「もともと自分もアイドルになりたかった。でも、なれなくて芸人になった」というクロちゃん。「10年は続けて、もっと多くのアイドルが参加できるようにして、喜ばれるフェスにしたい」と意気込みを熱く語ります。
「テレビのひな壇ではクズ芸人って呼ばれて、一番おれが次に捕まるヤツだと言われてるけど、実は一番ホワイト芸人だからね」
実は、地域のイベントに協力できるのは自分だと、“クロちゃん節”を炸裂させました。
「クロフェス2025」は、アイドルの夢を応援する場であると同時に、地域や世代を超えて日本中を巻き込むカルチャーフェスへと進化しています。今年の秋、海の森で広がる“アイドル熱”を体感してみては?
クロフェス2025
開催日時:2025年9月13日(土)・14日(日)・15日(月・祝)
会場:海の森水上競技場(東京都江東区海の森3-6-44)
公式サイト:https://kurofes-dashin.com
公式X:https://x.com/kurofes_dashin