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びっくりドンキーの本気がすごい!季節限定メニューやアレルギー対応へのこだわりを現地取材【前編】

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びっくりドンキーの本気がすごい!季節限定メニューやアレルギー対応へのこだわりを現地取材【前編】

ファミレスで本気出してどうすんの!? と思うかもしれないほど、びっくりドンキーの“食”へのこだわりは、ガチで尋常じゃなかった! 今回、びっくりドンキーを運営する株式会社アレフ主催の北海道プレスツアーに参加し、期間限定メニューの試食をしながら、おいしさの秘密や“みんなで楽しく食べられる”メニュー開発の裏側を聞いてきました。

ハンバーグ界の夏フェス!?季節限定メニューが攻めてる!

びっくりドンキー小樽運河店

「びっくりドンキー」と聞いて、何を思い浮かべますか?

大きなお皿にどーんと盛られたハンバーグとライス、木のぬくもりが漂う店内、ちょっと変わった名前のメニューたち──そんな“ちょっとユニークなファミレス”という印象を持っている人も多いはず。

でも実はその裏側、とんでもなく本気の姿勢で「食」と向き合っている企業だったんです。

「トマト弾けるハンバーグ」フェア

今回試食でいただいたのは、2025年8月26日(火)まで期間限定で開催中の「トマト弾けるハンバーグ」フェアで提供されている、「角切りトマトのオムバーグディッシュ」「厚切りベーコンと茄子のアラビアータバーグディッシュ」と「ピーチパフェ」、さらに9月中旬まで販売予定の「ドンキー流かき氷」です(販売終了日は変更になる場合もあります)。

びっくりドンキー「角切りトマトのオムバーグディッシュ」

まず「トマト弾けるハンバーグ」、これ名前に偽りナシ。「角切りトマトのオムバーグディッシュ」は、焼き立てハンバーグの上で弾けるトマトのさわやかな酸味、そこに合わさるとろとろの卵がめちゃくちゃいい仕事してくる。シンプルに「うまい!」って言っちゃうやつ。

もうちょっとがっつり系が好みなら、「厚切りベーコンと茄子のアラビアータバーグディッシュ」がおすすめ。ベーコンの肉肉しさやニンニクの香り、ピリッとした辛さもプラスされて、がっつりした味わいで食べ応えも十分!

「ピーチデザート」は4種類。左から奥から時計回りにジョッキパフェ(ピーチ)、ピーチサンデー、ピーチパフェ、ピーチシフォン。
「ピーチデザート」は4種類。左から奥から時計回りにジョッキパフェ(ピーチ)、ピーチサンデー、ピーチパフェ、ピーチシフォン

「ピーチパフェ」は、ソフトクリームや杏仁豆腐、クリームなどの上に、シロップ漬けにした2種類の桃をたっぷりトッピング。シロップが甘すぎないからフレッシュな味わいが楽しめるのがうれしい! レッドカラントがプチっとした食感と酸味でアクセントになっていて、ボリュームたっぷりでも最後まで飽きずにペロリと食べられちゃう。

「ドンキー流かき氷」は2種類。左から「ドンキーいちご雪氷」と「ドンキートロピカル雪氷」
「ドンキー流かき氷」は2種類。左から「ドンキーいちご雪氷」と「ドンキートロピカル雪氷」

「ドンキー流かき氷」は、サクサク食感の氷に果肉、ソフトクリーム、さらにフルーツソースを重ねた贅沢なデザート。ファミレスでカフェみたいなかき氷を食べられるなんて最高です!

びっくりドンキー「シャンディレモン」

これまた夏限定のアルコールドリンク「シャンディレモン」は、レモンの風味が効いたさわやかさが魅力。シュワっとした喉越しとすっきりとした味わいで、ハンバーグとの相性も抜群です。

びっくりドンキー「ドンキーフリー(レモン)」

ノンアルコールの「ドンキーフリー(レモン)」もありますよ。

びっくりドンキーのテイクアウト容器入り「角切りトマトのオムバーグディッシュ」

あと、うれしいのはディッシュやサラダ、ポテト、ソフトドリンクなどがテイクアウトOKなところ。あの木製のディッシュ皿にそっくりな、斜めに傾斜がついた持ち帰り容器もあって、持って帰ってもハンバーグがくずれない設計になってるんです。家でびっくりドンキーそのままの雰囲気も味わえて、感動ポイント高し!

食物アレルギーでも、みんなと同じハンバーグを

ファミレスに来たけど、肉を食べない主義やアレルギーで「みんなと違うメニューしか食べられない……」。そんな悲しい思いをさせたくない! そんな想いから開発されたのが、「ソイカリーバーグディッシュ」や「乳・小麦・卵を使わないハンバーグ」。

びっくりドンキー「ソイカリーバーグ」

まず「ソイカリーバーグ」は、動物性原料を使わず、大豆&こんにゃく由来で成形されたガチ仕様。しかも、砂糖の精製過程で使われがちな“骨炭”まで排除という徹底ぶりです。これ、もはやビーガン対応といってもいいくらいのレベルでは……。

びっくりドンキー「乳・小麦・卵を使わないハンバーグ」

「乳・小麦・卵を使わないハンバーグ」のほうも、つなぎは米粉パンからわざわざ専用でパン粉を作るほどのこだわり。ソースも小麦不使用の醤油から作られているそう。仕入れて終わりじゃなく、プライベートブランド感覚で細部まで作り込まれてるんです。

しかも、お客さんへの提供時には、通常メニューと区別できるように専用のランチョンマットまで用意されているという、きめ細かな気遣いがオペレーションにまで行き届いているんです。

「乳・小麦・卵を使わないハンバーグは月間約6,000食、ソイカリーバーグは月間約2,000食の販売数ですが、両商品ともグランドメニューにはなくてはならない商品です」という担当者の言葉から、並々ならぬ熱い想いが伝わってきました。

こうしたメニューがあることで、「みんなで同じものを囲む時間」が実現できる──それこそが、びっくりドンキーが一番大事にしている“価値提供”なのかもしれません。

後編では、こうしたメニューとともに提供されるコーヒーやビールの製造現場をレポートします!

取材協力:びっくりドンキー

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