冷凍コロッケはもう揚げなくていい!?食生活を変えるパナソニック「ビストロ」とは?

冷凍食品の利用が当たり前になった今、「もっとおいしく、もっと簡単に」を叶えてくれる調理家電が注目を集めています。そんなニーズに応えるのが、パナソニックのスチームオーブンレンジ「ビストロ」シリーズ。2025年6月に登場した最新モデルでは、“冷凍フライを揚げずに調理する”という新機能「おまかせ熱風フライ」が搭載され、調理家電の可能性がまた一歩前進しました。
「時短・節約・グルメ・健康」のニーズにぴったりの冷凍食品

「冷凍王子」こと西川剛史さんをゲストに迎えて行われた製品発表会では、冷凍食品の最新トレンドにも言及がありました。
例えば、ワンプレート冷凍食品の人気上昇や、健康志向を意識した減塩メニュー、サブスク型の高タンパク・低カロリー食品など、冷凍食品は“簡単で便利”だけではなく“おいしくて健康的”な選択肢として進化しているといいます。
また、物価高騰が続く中、冷凍野菜のようなコスパ抜群の食材も注目の的。業務スーパーで販売されている冷凍ブロッコリーなどは、栄養価も高く、多忙な若手ビジネスパーソンにぴったりです。
揚げ物=面倒の時代は終わり!

そんな中、「ビストロ」の最新モデルで特に注目したいのが、新たに搭載された「おまかせ熱風フライ」機能。これは、市販の未加熱の冷凍フライ(コロッケ、唐揚げ、春巻きなど)を、揚げずにサクッと調理できるという革新的な機能です。
開発の背景には、「揚げ物を食べたいけど、家で揚げるのは面倒」という多くの声がありました。油の処理や飛び散り、片付けのストレス……これらをすべて解決するのがビストロだというのです。


調理方法も簡単。冷凍フライをグリル皿に並べ、ハケなどで表面に油をつけます。アプリでスキャンして設定を送信したら、スタートボタンを押すだけです。使う油もごく少量で済むため、ヘルシーかつ経済的。後片付けもグリル皿を洗うだけでOKです。
コロッケも揚げずにレンジでサクサク!

今回の新モデルでは、3つの熱源(大火力ヒーター、コンベクションヒーター、ヒートグリル皿)を組み合わせ、食品の上面・側面・底面を均等に素早く加熱。たとえば冷凍コロッケなら、外はカリッと、中はホクホクに仕上がるといいます。
実はこのコロッケ、開発に約50種類を使って700回以上もテストされた力作。特に「崩れやすい」「焦げやすい」などの課題をクリアするため、独自の加熱プログラムを細かく最適化し、コロッケ専用コースとそれ以外のフライ用コースを分けるほどのこだわりぶりです。

実際に試食してみると、コロッケはサクッと音がするほど衣がサクサクで、中はふっくらとしてじゃがいもの甘みをしっかり感じられました。予想以上のおいしさに筆者もびっくり! 一緒に試食した豚汁も、レンジ調理と言われなかったらわからないくらいに満足感のある味わいでした。
時短メニューも充実で働く人の味方に

忙しい平日でも食生活を疎かにしたくない……そんな思いに応えてくれるのが、耐熱ボウルひとつでできる「ワンボウルメニュー」。
冷凍野菜や冷凍肉を使ったスープやパスタも、食材を入れてボタンを押すだけ。冷凍・冷蔵・常温の食材が混在していても、ビストロなら問題なく調理できるといいます。
加えて、アプリとの連携によって、食材の量や種類に応じて最適な調理を自動で提案してくれるのも大きな魅力です。

「冷凍食品を、もっとおいしく、もっと手軽に」──その答えが詰まっているパナソニックの最新ビストロ。冷凍フライの革命的調理機能はもちろん、健康や時短を意識した多彩なレシピ提案もあり、忙しいビジネスパーソンの食卓を大きく変えてくれる一台といえそうです。