「こういうのが欲しかった!」熱中症対策に使えるKEYUCAの高機能グッズ3選

年々の気温上昇から「熱中症」という言葉が日常的に使われるようになってしまった近年。熱中症で救急搬送されるケースが6月あたりから増加傾向になるという。もはや夏だけでなく、高温多湿になる梅雨シーズンからしっかりとした対策が必要になってきている。
普段から熱中症にならないための心掛けはもちろんのこと、さまざまな対策グッズが予防の助けになる。高機能で手に入りやすい価格、使いやすいこと、などが熱中症対策グッズには求めたいところ。今回は、梅雨シーズン本番前にライターが実際に触って試してみたKEYUCAの熱中症対策グッズを紹介する。「こういうのが欲しかった!」と、思わず言いたくなるアイデア満載だ。
目次
自由自在になんでも包める!使い方いろいろ「巻くだけ保冷クロス」

すでに各種メディアにも紹介され人気の製品である「巻くだけ保冷クロス」。布の片面側にアルミ蒸着フィルムが貼られたマイクロファイバー製のクロスで、保冷したいものをアルミ側に包み込んで使う便利アイテム。

特筆すべきは、包むときに最後に布を結ぶ必要がないこと。布の表生地(柄のある面)と裏生地(内側のアルミ蒸着面)は重ねるだけで、ピタッと密着する仕組みになっている。つまり、ただ包むだけでOK! これは便利だ。
試しに42×42cmサイズのもので2Lのペットボトルを包んでみると……。

こんな具合にしっかりフィット! 持ち上げられるくらい安定している。いわゆる面ファスナーのような構造なのだが、衣類など他の布地にくっついたりするようなことはないのでご安心を。

密着する部分は細かい起毛状になっており、しなやかで柔らかい。重ねて合わせるだけでピタッとくっつくので、どんな形状のものでも包めるのがうれしい点だ。お弁当箱やおにぎり、果物、お菓子、ペットボトル、カップゼリーなんでもござれ。
冷えた飲みかけのペットボトルは、そのままカバンに入れると結露が心配だが、そんなときにこのクロスがあれば包んでカバンにイン! 保冷できて水浸しにもならない。
販売元であるKEYUCAが行った社内実験がその効果を示している。
冷凍した500mlのペットボトル(水)2本を片方はそのまま、もう片方は巻くだけ保冷クロスで包んで室温25.6℃、湿度43%の室内に出して経過を見た。1時間後、クロスありは水温12.1℃。クロスなしは22.5℃。という結果だったという。ちなみにクロスなしボトルは結露して水が滴った状態になっていた。10℃の差も大きい。
巻くだけ保冷クロスは各種サイズがすでに販売されているが、新たにパウチ飲料用サイズが6月20日に発売される。

三角形でパウチ飲料を包みやすい形状になっている。同製品は、開発者自身の子どもが凍らせたパウチ飲料をタオルに包んで飲んでいるのを見て思い付いたのだとか。サッカーや野球といったクラブチームに所属して暑い中でも活動する場面はこれから増える。そんなときに大活躍だ。
巻くだけ保冷クロス
30×30cm 979円(税込)
42×42cm 1,089円(税込)
パウチ飲料サイズ 649円(税込)※2025年6月20日(金)発売予定
触れるだけで冷ッ!「触ると冷たいネックタオル 凍らない保冷剤付き」
暑いと感じるときに体を冷やす方法のひとつに、首元や脇の下といった動脈がある部分を冷却してみる方法がある。汗対策で首にタオルを巻く人はよく見かけるが、タオル自体が冷たくないと冷やす効果は期待できない……。

そこで役立つのが、「触ると冷たいネックタオル」。文字通り、触れるだけで冷んやりを実感。スナップボタン付きなので、サッと首に巻いて首元に着けられる。蒸し暑い日の家事、庭の手入れ作業など「ちょっと暑いなぁ〜」と感じる日常使いとして想定して作られたという。

一般的な綿100%のタオル同様にパイル状で柔らかな触り心地。起毛部分をよく見ると白い光沢のあるループ状の繊維と、その隙間を埋めるように淡い色付きの繊維の2種類があるのがわかる。
白い部分は、冷たさをもたらしている「クール糸®」というポリエチレンを使った特殊な素材。触れた瞬間に熱を逃がすという優れもの。そして、淡い色付きの部分が、綿。クール糸®が50%、綿が50%の混紡素材にすることで、汗を素早く吸い取り速乾性もアップしている。素材のイイトコ取りなのだ。

同製品は首後ろ部分にポケットがあり、保冷剤を収納して更なる冷感を生み出せる。付属の凍らない保冷剤はカチコチにならないので、着け心地は柔らかいまま。すぐ冷たさが実感できる即効性があり、これからの季節に手放せないアイテムになりそうだ。
触ると冷たいネックタオル 凍らない保冷剤付き
8×65cm ¥1,089(税込み)
好きな飲み物を冷たくキープ「2WAY ステンレスペットボトルホルダー」

以前よりもマイボトルが普及して家から好みの飲み物を持ち歩く人は以前より増えたように思うこの頃。ステンレス魔法びんならば保冷効果があって、いつも冷たいドリンクで喉を潤すことができる。だが持ち歩ける容量はボトルのサイズのみ……。それ以上は持ち歩けない。
昨今の異常とも思える夏の暑さでは、日中の水分補給は500mlのペットボトル1本では足りないこともしばしば。
そこで、冷たい飲み物を冷たいままキープするペットボトルホルダーという選択が暑さを凌ぐ一助になる。「2WAY ステンレスペットボトルホルダー」は、ペットボトルをそのまま入れられるステンレスの真空二重構造のボトルケース。飲み干したら新たなボトルに入れ替えて常に冷たい飲み物を保持。炭酸飲料、スポーツドリンク、果汁100%ジュース、好きな飲み物を持ち運べる。
室温24℃で、水温8.5℃のペットボトル飲料をホルダーに入れたところ、3時間後も10℃をキープ(KEYUCA調べ)。時間が経過しても冷たさを持続する。ちなみに、真空二重構造なので、保冷保温両方が可能。温かいペットボトルを入れれば温かさを保ってくれる。

本体は直径7cmまでのボトルに対応しており、600mlまでのボトルも収納できるので、最近見かけるちょっと容量多めのボトルも問題なし。フタ裏側のスクリュー部分をみてみると、ボトルの若干の長短に対応すべく溝が多めに切ってあった。細かい工夫がされている。

ショルダーストラップは取り外しが可能で、上部には折りたたみ式のハンドルが付いている。ベビーカーに引っ掛けるなどできるので便利。

シンプルな構造でお手入れも簡単。ペットボトルをスマートに持ち運べるホルダーで冷たいドリンクを常時備えよう。
2WAY ステンレスペットボトルホルダー
¥1,749(税込み)
KEYUCAのグッズはシンプルなデザインで、通勤時やオフィスでの使用にもぴったり。上手に取り入れて熱中症対策を万全にしよう。