bizSPA!フレッシュ

AI搭載電気シェーバーはデキる職人!パナソニック「ラムダッシュPRO6枚刃」新製品を体験

ファッション

「ラムダッシュPRO 6枚刃」ES-L690Uアイキャッチ

慌ただしい朝、ヒゲの手入れをするのは意外と面倒くさい作業ですよね。そんな手間のかかる作業をAIがサポートしてくれる電気シェーバーの新製品が登場します。パナソニックから2024年9月1日に発売される、電気シェーバーのフラッグシップライン「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズ、ES-L690Uを最上位機種とする計4機です。ひと足先に体験会で、新製品のヒゲの剃り心地を試してみたのでレポートします。また、電気シェーバーできれいにヒゲを剃るコツも紹介します。

ヒゲの濃さや薄さを検知して、パワーを自動制御しながらシェービング

「ラムダッシュPRO 6枚刃」ES-L690U正面

「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズは、ヒゲの状態に合わせたシェービングの自動制御を光で知らせる「ラムダッシュAIナビ」を搭載した電気シェーバー。ヒゲの濃さや薄さを検知して、パワーを自動制御しながらシェービングが可能です。

ヒゲの濃い部分ではパワフルに稼働する「BOOSTモード」に。一方、ヒゲが薄い部分では、やさしく剃り上げる「SOFTモード」に自動制御してくれます。自動でヒゲの状態に合わせてコントロールしてくれるから、“剃り残し”を減らせます。

「ラムダッシュPRO 6枚刃」6枚刃システム

そして「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズの特徴は、一度に多くのヒゲをとらえて、濃いヒゲも寝たヒゲも逃さずに剃れる6枚刃システム。最薄部0.041mmの「新・極薄深剃り刃」が4枚あり、肌にやさしく、肌面より深くまでヒゲを剃れるのです。

黄色の部分には「アゴ下トリマー刃」が2枚。長く寝たヒゲを立たせて逃さずにカットしてくれます。また、中央にはチタンコーティングされた「スムースローラー」を設置。肌への摩擦を低減し、肌にやさしくスムーズな剃り心地を与えてくれます。

「ラムダッシュPRO 6枚刃」ES-L690Uヘッド部分

ヘッド部分は360°全方位に傾く「密着5Dヘッド」。前後、左右に加え、前後にスライドやツイストして自在に動かすことが可能。そのため、顔の凹凸にぴったり密着して剃ることができます。

「ラムダッシュPRO 6枚刃」ES-L690Uななめ

デザインは、フラッグシップモデルとしてクラフトのような逸品感を醸し出しています。素材感や手触りもよく、握りやすいフォルムです。

「ラムダッシュPRO 6枚刃」全自動洗浄充電器

全自動洗浄充電器と専用洗浄剤で除菌も可能です。手間のかかる掃除をスイッチひとつで完結します。時間をかけずに清潔な状態をキープできるのはメリットです。

従来品よりも「刃」や「モーター」がパワーアップ

旧製品(ラムダッシュ3枚刃)と「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズ(ES-L690U)の比較

今回は、旧製品(ラムダッシュ3枚刃)と「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズ(ES-L690U)を比べて、どのくらい進化したのか体験セッションがありました。

左側:旧製品 右側:「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズ(ES-L690U)

左側:旧製品 右側:「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズ(ES-L690U)

旧製品は3枚刃で「深剃り刃」はすべて平らの0.06㎜。そして、刃の設置に角度がついていません。そのため、寝ているヒゲを上手くネット刃の中に入れにくい構成でもありました。

一方「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズは、“6枚刃システム”を搭載。深剃り刃は「新・極薄深剃り刃」にグレードアップし、刃厚は最薄部分0.041㎜と0.06㎜部分で構成。そして、ネット刃を斜めの角度に設置することで、寝ているヒゲを立たせて、より深剃りを可能に。

ラムダッシュ新旧製品の“カットアクション”比較

また、シェーバーは「刃の枚数」×「モーター駆動」で、“カットアクション”が大きく変わってきます。旧製品は3枚刃でリニアモーター駆動が13,000ストローク/分で、39,000カットアクション/分です。

対して「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズは、モーターを小型化させてパワフルになっています。ラムダッシュ史上最速のリニアモーターで、約14,000ストローク/分の駆動。「6枚刃」×「約14,000ストローク/分」の駆動で、84,000カットアクション/分です。

新旧製品のカットアクションを比べると大きな差がありますね。カットアクションが多ければ、その分ヒゲを多く剃れます。こうした新旧比較から「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズが、従来品よりも「刃」や「モーター」がパワーアップしているのがわかりました。

仕事はきっちり行う“無口な職人”のような使用感

「ラムダッシュPRO 6枚刃」ES-L690Uを持ってみたところ

実際に「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズ(ES-L690U)を使用して剃り具合も体験。この日のためにヒゲを伸ばして準備してきました。剃り心地はどうなのでしょうか。

本体は手にフィットして握りやすい構造。ちょうどよい軽量感で片手でも使いやすいです。肌に沿わせて「ラムダッシュPRO 6枚刃」をあててみると、スムーズにヒゲを剃ってくれました。本体を肌に強く押しあてなくても、軽く動かすだけで剃ることができます。肌に触れたときのピリピリとした痛みがなく、振動も伝わってきません。例えるならば、仕事はきっちり行う“無口な職人”のような使用感でした。

ラムダッシュPRO 6枚刃「SOFTモード」の白色LED

使用していると「ラムダッシュAIナビ」が、ヒゲの状態を約233回/秒センシングしてリアルタイムで「濃さ」や「薄さ」を感知し、適切なシェービングに合わせて自動制御のサインを光で教えてくれました。光のサインは、白色とオレンジの2種類。

ヒゲの薄い部分は優しくカットする「SOFTモード」になり、白色にナビLEDが点灯します。

ラムダッシュPRO 6枚刃「BOOSTモード」

一方、ヒゲが濃くて太い部分を剃るとパワフルなシェービングをする「BOOSTモード」になり“オレンジ”の光に点灯。使用中は光の色を変えながら、自動制御でシェービングしていることを知らせてくれました。

「ラムダッシュPRO 6枚刃」ES-L690Uナビモニター

使用後はナビモニター(ES-L690Uのみ)にて、その日のヒゲの状態に合わせたシェービング結果が表示されました。ナビモニターは「ラムダッシュAIナビ」が、ヒゲの状態に合わせて、どのくらいの割合で「BOOSTモード」と「SOFTモード」に切り替えながらシェービングしたのか確認できる機能です。

上部の60%が示しているのは“ヒゲの濃い”部分。下部の40%は“ヒゲの薄い”部分を表示しています。つまり、筆者の今日のヒゲは6割が濃い部分で、残り4割が薄い部分だったわけですね。

ヒゲの密度

今回は、ヒゲの密度を測定してからシェービング体験をしました。シェービング前の測定では、あごのヒゲは250本。ヒゲ剃りが終わった後に確認すると、4本までに減っていました。

あご下は剃り残しが発生しやすい部分ですが、「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズならば、ほぼ剃り残しがない状態に仕上がります。さまざまなシェーバーを使ってきましたが、これはクオリティーが高い仕上がりですね。

ヒゲを理解すると正しく剃れる

ヒゲを知る

キレイにシェービングするコツは、自分のヒゲの特徴を知ることが大切です。ヒゲのはえ方や毛流れなどは人それぞれ異なります。また、顔の部位によってもヒゲの角度が違うため、特徴をおさえておくことが欠かせません。

【ヒゲの毛流れ5型】
分散流線型:毛先が外に向かって複数に広がる生え方
分散毛渦型:毛先が外に向かって渦を巻くような生え方
集合流線型:毛先が中心に向かって流れる生え方
集合毛渦型:毛先が中心に向かって渦を巻くような生え方
毛流交差型:毛の向きが渦を巻き交わる生え方

ヒゲの特徴を確認してから、生えている毛の流れに沿って、順剃りから逆剃りの順にシェービングすると、きれいな仕上がりになります。ポイントとして、ヒゲの角度が低くなりやすい、のどやあごの下は剃り残しが生じやすい部位なので、入念にシェービングしましょう。

シェーバーを上手く使いこなそう

電気シェーバーの正しい使い方

ヒゲの特徴を理解し、シェーバーの使い方もマスターできれば、“鬼に金棒”です。肌を傷めずにキレイに仕上げられます。

【シェーバーの使い方4つのコツ】
1.刃は直角に軽くあてる
2.肌を伸ばしてヒゲを立たせる
3.ゆっくり逆剃り
4.モミアゲ部分はトリマー刃で行う

ポイントはシェーバーを肌に対して直角に軽くあてて、ゆっくり剃ること。その際に、あご下などの寝ているヒゲは、手で肌を伸ばして毛先を立たせると剃りやすいです。また、毛流れと逆向きにシェーバーを動かすことで、深剃りしやすくなります。

肌に優しく剃り残しが少ないシェーバー!

「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズ(ES-L690U)は、手になじむフォルムで、軽く動かすだけでスムーズにヒゲが剃れるシェーバーでした。ヒゲの長さや濃さが違う部分を「ラムダッシュAIナビ」が自動制御して、最適なパワーで剃り上げてくれます。そのため、剃り残しを減らしてキレイに仕上がり、慌ただしい朝の身支度をサポートしてくれそうです。

品名:「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズ
品番:ES-L690U、ES-L670U、ES-L650U、ES-L650D
メーカー希望小売価格:オープン価格
発売日:2024年9月1日
パナソニック公式サイト

人気タグ

おすすめ記事