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【世にも不思議な副業体験】趣味のドライブが仕事に!?意外に簡単で高収入な仕事内容

コラム

趣味の延長にある副業が一番良い説

多様な働き方が広がる一方で、賃金の上昇がなかなか進まない中、副業に興味がある人だけでなく、実際に始める人も増えている。では、実際に副業をやっている人は、どのような仕事をしているのだろうか? ちょっと変わった副業経験者の体験談を紹介しよう。

休日はドライブ

住宅メーカーで営業として働く長谷川さん(仮名・26歳)の趣味はドライブ。自分だけのプライベート空間で、さまざまな景色を楽しめることから運転が好きになったという。そんな長谷川さんが出会ったのは、趣味も楽しめる副業だった。

長谷川さんは休日になると、毎週のように自慢の愛車に乗り込んで、さまざまな場所にドライブしているそうだ。

「僕の住んでいる地域では車での移動が基本なので、就職と同時に親に支援してもらって車を購入しました。車って程よく圧迫感があるのに開放感もあって、それがすごく好きなんです。大声で歌っても怒られないですしね」

収入面での不安

今の仕事はそこそこ楽しいという長谷川さんだが、インセンティブの比率が高い職場であるため、収入が不安定なのが悩み。

「この仕事に就くという時点である程度覚悟はしていましたが、やっぱり収入が上下すると不安を感じるんですよね。だから少しでもその不安を解消したくて、副業をしようかなと検討していました」

運転できる仕事?

副業を探し始めてから、さまざまなアルバイト情報をチェックし、そこで見つけたのが”車で荷物を届ける”という内容のアルバイトだった。

「休日に副業をするとドライブできる時間が減ってしまうので、できれば運転が必要な副業がいいなと考えていたんです。だからその仕事を見つけたときは、詳細を調べるより先に応募していました」

軽い荷物を届けるだけでOK

すぐに担当者から連絡が来て面接に向かうと、そこは小さなビルのワンフロアを事務所としている会社だった。説明によると、その会社ではとある制作物の内職を行うスタッフを雇っているそうだ。

募集していたのは、その内職者の自宅まで制作に必要な道具を届けたり、出来上がった品物を引き取ったりする仕事とのこと。内職者は、おおむねその企業から車で20分圏内の場所に住んでおり、毎回2時間前後で業務は完了するという。届ける件数によって報酬は前後するが、毎月4~5万円程度の収入になるそうだ。

「まさに僕が求めていた仕事という感じで、担当者の方にぜひやらせてほしいと伝えました。届けるものも小さな箱や紙袋に入った軽い荷物なので、力や体力に自信のない僕にとって、かなりありがたかったです」

副業の後にはドライブも楽しめる

長谷川さんは、この副業を始めてから1か月ほどで内職者の自宅やスムーズに届けられるルートを覚え、面接時に説明されたよりも短時間で仕事をこなせているという。本業である営業で培ったコミュニケーション能力で、内職者との関係も良好だそうだ。

「仕事の後は、そのままドライブに行くことができるので、僕としては大満足の副業です。本業での収入が少ない月も、副業の収入があるから大丈夫だと安心できるようになりました。内職者の方も優しい方ばかりで、よくお菓子やお茶を差し入れてくれます」

趣味の時間を削ることなく、収入も増やせた長谷川さん。このまま副業を続けて、次の車の購入費を貯めたいと楽しそうに語ってくれた。

[文/digiart(デジアート)]

音楽心理学に基づいた〈耳で飲むお薬®〉をはじめ、メンタルヘルスに効果的な音声素材を独自のmeditone®テクノロジーで開発している会社、digiart(デジアート)のライター兼エンジニアです。学生の頃の夢は「ものかき」で、今の夢は「おむこさん」です。アプリケーションのドキュメントから官能小説まで、いろいろ書いてます! あと、アプリも開発していますので「耳で飲むお薬」と検索して私を探してみてください。
https://www.meditone.jp

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