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オランダ人元慰安婦らの賠償請求を棄却【25年前の今日の出来事】

コラム, 学び

インドネシア(旧・オランダ領東インド)で第二次世界大戦中に日本軍に拘束され、収容所に抑留されたまま終戦を迎えたオランダ人抑留者8人が、ハーグ陸戦条約、および国際慣習法に違反する非人道的な扱いを受けたとして日本国に賠償を求めた訴訟に対し、東京地裁は虐待被害を認めるものの、損害賠償請求については棄却した。原告には、慰安婦として働かされていた民間人の女性も含まれていた。

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Q.日本軍は何をしたの?

収容所内での暴行、慰安婦として取り扱い、鉄道建設工事などによる重労働の強制など。国際社会上の慣行では、被害を受けた個人が国家に対し直接的に賠償請求する規定が存在せず、日本とオランダ間でも戦後、捕虜、および民間抑留者に対して金銭が支払われているため、政府間における賠償問題は存在しないとされている。

四半世紀前(25年前)新聞

[参考]
・産経新聞
・朝日新聞
・読売新聞

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