【25年前の今日の出来事】自衛隊機2機が岩手沖で行方不明に。夜間の低高度訓練中【国内】
岩手県沖の太平洋上で夜間訓練をしていた航空自衛隊のF-1支援戦闘機2機の機影がレーダーから突然消え、行方不明になった。3機編成で飛び立った同僚のパイロットは基地に帰還後「赤い火の玉を見た」と発言。周辺の航空自衛隊基地や海上自衛隊基地に捜索機、および護衛艦の出動命令が直ちに出された。
Q.F-1支援戦闘機ってどんな飛行機?
三菱重工業が開発した国産戦闘機で「三菱F-1」とも呼ばれる。国産の超音速高等練習機を母体に、対空・対地・対艦の任務に対応するマルチな戦闘機。1977年(昭和52年)に初飛行、計77機が製造され、2006年(平成18年)まで日本の空を防衛した。「F-1支援戦闘機」との呼び名は、専守防衛を掲げる自衛隊として、他国への攻撃を連想させる名称を避けたため。「攻撃機」「戦闘爆撃機」と呼ぶにふさわしい攻撃力を本来は持つ。
[参考]
・産経新聞
・朝日新聞
・読売新聞