「まずは自分がどう思うか」迷走する男子をLINEの字面で見抜いてくれた女性とは
迷走を止めてくれた1通のLINE
その夜、1通のLINEが届きました。「信条を貫くことは素晴らしい。しかし決して相手の機嫌を伺うのではない。まず自分が納得したことを確認してから行動すべし」という内容でした。それを読んだ隆二さん、気づけばスマホの画面に涙がポロポロと落ちていました。
「その通りだったからです。冒頭で、みんなが幸せになればそれでいいと言いましたが、じゃあ自分の幸せはどうでもいいのか?という本質的な疑問に立ち返ることができました。それからは、会社での振る舞いを少しずつ変えていきました。今は本当の意味で充実しています」
隆二さんを変えてくれた女性、それは紛れもなく息子の近況報告から状況を察知した母親でした。これからも何かに迷った時は、自分が無理をしている否かをバロメーターとして仕事も親孝行も精一杯頑張ると隆二さんは言ってくれました。
<文/ベルクちゃん>