借金2000万円から起業成功…どん底から這い上がる“連続起業家”の思考法5つ
4)自分の力だけでやろうとしない
「フルマラソンの距離(42.195キロ)を30分以内でゴールしてください」と言われたら、あなたならどうしますか? 世の中の99%の人は、無理だと感じるでしょう。ではどうするかというと、フェラーリに乗ればいいだけです。乗り物でも飛び道具でも使ったもの勝ちなのです。この「乗り物」が「仕組み」にあたる部分です。
つまり自分1人で努力してもどうにもならない領域に行きたい場合は、知恵を絞って便利な車を使って楽々と行ってしまおうということなのです。月収100万円をめざしている人が、時給1000円のバイトを始めました。
しかしこれでは、1か月どんなに働いても20万円の収入がやっとでしょう。つまり、違う働き方をするしかありません。答えは、「自分の労働時間=収入」をやめるという選択をするだけです。
自分しかできないことのみを自分でやる
自分以外でできることは、極力自分以外のモノや人にやってもらい、自分しかできないことのみを自分でやる。
効率的な仕組みを構築できれば、本業を持ちながら副業で稼ぐこともできますし、ビジネスを複製化することで、少ない労力で拡大することも可能です。
自分がやらなくても社員たちが勝手に動いてくれる仕組み。自分がセールスしなくてもお客さまが買っていく仕組み。会社にいても、外にいても、海外旅行に行っても、ビジネスが回ってくれる仕組み。
仕組みをつくることで、自分の足だけでは到達できないゴールを目指すことが可能になるのです。