「平気」と「無理」のラインを見分ける。頑張り屋さんが“疲れ切らない”コツ
「平気」と「無理」のラインを見分ける
「そのしわ寄せは誰にいくの?」とイライラするのは、あなたが誰かの分まで頑張っているからです。頑張り屋さんほど、「平気と無理のラインが分からない」「ほどほどが分からない」という悩みを抱えています。子どもの頃から頑張るのがあたりまえだった人は、休むのが怖いこともあります。
そんなあなたが「平気」と「無理」のラインを見分けるためのポイント、それは「まだ」という言葉。「まだ頑張れる」と思うときに、やめておく。これが疲れきらないコツです。
「まだいける」と思うときこそ、今日はそこまでにしておく。その方が、明日の調子が良いはずです。「まだ大丈夫」と思うときは、そう自分に言い聞かせないと動けないほど疲れている可能性がありますから、いったんストップ。その場から離れていいなら離れて、手を止めて休めるなら休憩してくださいね。
焦らない方がうまくいく
「やばい、寝坊した。時間がない!」着ていく服はなかなか決まらないし、持っていくはずのものは見当たらないし、なんでもないところでつまずくし、机の角に小指はぶつけるし、スマホや鍵も見当たらない……。
焦ると脳の働きは低下し、思考力や判断力が落ちます。ぶつかったりつまずいたり、うっかり物を落としたり、いつもならしないような失敗をしたり、余計なことを言ってしまったり。焦りの判断が、焦りの行動につながり、ますます焦りを生む……そんな負の連鎖が続いてしまうのです。
だから、何かあったときこそ焦らないでおきましょう。焦らない方が、うまくいきます。