「収入は会社員時代の10倍超に」お金に愛される人に共通する“思考法”とは
手にする準備ができた人に入ってくる
そのとき私が意識したのは、どんどん使うことでした。「金は天下の回りもの」ではありませんが、使うから入ってくるのだと思ったのです。住居や旅行など思い切った分不相応を繰り返したところ、それは後に、確実に仕事へと返ってきました。
もうひとつ、「求めたら入ってこない」のではないか、と思うようになった理由があります。それは、お金は、手にする準備ができた人のところに入ってくるのではないか、ということです。そうでなければ、悲劇をもたらしかねないから。
宝くじに当たった人の末路、という話がありましたが、まさにそうです。手にする準備ができていないのに、大金を手に入れてしまうと不幸になりかねないのです。今も、お金のことはあまり考えません。むしろ、求めたら入ってこないと思うから。私に準備ができさえすれば、いずれ向こうから入ってくる、と思っています。
【POINT!】
大金を手にしたい欲があるうちは、お金に愛されない
高級住宅街に住んで「心を裕福にする」
東京都内でも屈指と言われる高級住宅街に暮らしはじめて、もう20年になります。家は2度、引っ越しましたが、この住宅街から出ることはありませんでした。なぜなら、とても快適に暮らすことができているからです。
もともとそういう街に住みたい、という思いがあったわけではありません。30代のとき、妻に誘われてついていった天然スパ施設に、私がすっかりはまってしまって、その近くにあったのが今の住宅街です。
当時、そのスパには車で1時間もかけて週に何度も通っていたので、いっそのこと近くに引っ越そうかとなり、たまたま周辺の自然環境が豊かな、理想的な物件に巡り合うことができたのでした。