2022はガチ!?「M-1ファイナリスト」がまさかの“初戦敗退”…ことの真相を本人が激白
「ネタの短さ」だけ懸念ではあった
練習を5回ぐらいして、ちょっとネタ時間が短いのでお互いアドリブを若干足そうと話をして、いざ舞台へ。センターマイクの前で全然緊張しない……コンディションが良い!
M-1グランプリはいままで何度もうけてきたが、毎年結構緊張する。そもそも、とんでもなく緊張しいで、他人の前でネタをやることができなかった時代もあった。なんなら目を瞑ってネタをやったこともあります。台詞を言うだけにどれだけツラい思いをしたか。
しかし、今の自分は全く緊張をしない。それがものすごく嬉しくなり、少しニヤニヤすらしてしまったようにも思う。ネタをやりながら、「上位3位以内に入るかな~」など他のことも考えた。ネタのウケは順調。そこまで強いネタではないが、お客さんはちゃんと笑っている。まあまあ、特にミスもなく終わる。
ネタ終わりに司会の「はりけ~んず」さんに「ちょっと短くなかったか」と心配されるが、もともと短いのも知っていたし、「1分30秒ぐらいなら大丈夫じゃないのか」というのもあった(※1回戦の規定時間は「2分」)。「まあ、大丈夫やと思うけど……」と言ってもらい、安心して帰宅の途に。
敗退直後の生配信、視聴者がどんどん増えていく…
そして急いで後輩の「マッハスピード豪速球」の坂巻君(さかまき。)の家に行き、2人で「合格発表生配信」をスタート。1回戦だし、生配信しても誰も見ないとすら思っていた。どうせサプライズは起きない……。
しかし、M-1公式のInstagramでの結果発表を観ていたら、名前が呼ばれない……。当然YouTubeでのコメントもざわつく。ただ、何度確認しても名前がないのです。「絶対に呼び忘れだ」もしくは「聞きそびれだ」としか思えませんでした。待っていればそのうちM-1事務局に謝罪され、普通に合格として発表されるだろうなと。
「今年のM-1は疲れているんだな」と敗退を受け入れられませんでした。でも、皮肉にも普段よりも視聴者はどんどん増えてくる。僕の顔色を見に。本当はすぐ終わらせたいものの、お笑い専門YouTubeチャンネルをやっている手前、やめずに存分に僕の顔を見せてやりました。