さんま、タモリ…「カタールW杯」熱狂の裏で、有名人らの“クールすぎな発言”6選
⑤ 大人の対応 タモリ
ドイツ戦を特集した11月27日放送『タモリステーション』(テレビ朝日)での発言。日本の勝利に「日本中が元気になったよね」と語り、「前半押されまくっていましたからね。後半あれだけ変わるとは思いませんでした」と試合展開についても驚いていた様子でした。
でもよく見ると、言葉そのものはニュースでおさらいすれば言えそうなことばっか。『タモリ倶楽部』(テレビ朝日)や『ブラタモリ』(NHK)のマニアックぶりとは異なるトーンに、やっぱりサッカー興味ないのかなとも思ったり。それでもマジョリティに共感する姿勢で臨むのは、さすが大人。
なんてうがちすぎ?
⑥ 簡単には認めません 徳光和夫
スペイン戦での三笘薫選手のプレーについて、12月3日放送『徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送)で発言しました。
ゴールラインを割っているかどうか微妙なシーンに、「MVPはあれだね? ビデオ・アシスタント・レフェリー」と語り、科学の力が日本の勝利を後押ししたとの見方を示しました。
日本が勝ったからといってうれしくもなんともない。野球命、ジャイアンツおやじらしい、ひねりのある発言でした。
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残念ながらクロアチアに敗れ、日本はベスト16止まりでした。あの熱狂がウソみたいな報道の落ち込みっぷりを見ていると、これらの発言の味わいも増すのではないでしょうか。
<TEXT/石黒隆之>