「結成半年&フリーランス」でM-1準々決勝に。新進気鋭の兄妹コンビを直撃
コンビを組んだ経緯は…?
――そもそも、どういう経緯でコンビを組んだのですか?
竹座:高校卒業後はフリーターとして過ごしていたのですが、学生時代に友達の前で漫才を披露して笑わせたり、大喜利のサイトに投稿したりなど、人を笑わせることが好きでした。高校卒業してからは数年間フリーターをしていたのですが、2021年春にNSC(吉本総合芸能学院)に入学して芸人の道に進むことを決めました。
――NSCではコンビは組んでいなかったのですか?
竹座:組んでいたのですが、冬ごろに当時の相方とは「解散しようか」という話し合いをしていて。でも、ズルズルと春ごろまでコンビを続けていました。そんな中、新しい相方を考えていた時に「ネネと一緒だと面白いかも」という気持ちが芽生え、誘ってみたらOKをもらえて。
将来のことを考えていたタイミングに…
――ネネさんは誘われた時、どういう心境・状況だったのでしょうか?
ネネ:16歳ごろになじめない子供たちが通う“適応指導教室”でアルバイトをしており、子供と関わることに面白さを感じ、「保育士になりたい」と考えて保育関係の専門学校に進学しました。
ただ、実習で子供と関わる中で、結構いっぱいいっぱいになってしまい、「自分には保育士は向いていないかも」「こんな状態で子供と関わるのは良くない」と考え、現在は休学中でした。将来のことを考えていたタイミングで、兄から誘われて「人生経験としては良いかな?」というお試し感覚で始めました。