中古CD買取で500万円も!山下達郎など「高額買取品を見つける」5つのポイント
レンタルや中古CD買い取り大手の「ゲオ」が、全店舗でCDの買い取りを終了したという。このニュースを聞いて「えっ、CDってそんなに価値のないものになってるの?」と思った人も多いだろう。だが、本当にCDの時代は終わってしまったんだろうか?
音楽CDが登場して約40年、たくさんのCDが発売されてきた。ところが今やCDを持っていてもネットでしか音楽を聞かない。今すぐ処分したい! そう思っている人も多いだろう。
そこで今、値段が上がっているCDの特徴と、中古CDを売る際に役立つ知識を「セタガヤCD買取センター」の佐藤良平さんに話を聞いた(※本文中金額は取材時のもの。中古CDの買い取り価格は日々変動しています)。
ゲオでのCD買い取りも終了
――ゲオでのCD買い取りも終了して、CDショップも閉店、縮小が多くなっていますが、CDって今どうなっていると思いますか?
佐藤良平(以下、佐藤):全盛期と比較すると新譜CDの売上が減少しているのは明らかですよね。イベントなどで売上を維持できていた部分もありましたが、まさかコロナのようなかたちで打撃を受けるとは思いませんでした。
――ってことはCDの中古の値段も下がっているんですか?
佐藤:二極化していますね。値段がつきにくい中古CDと、コレクターの方が探している高いもの。今まではその間にグラデーションが結構あったのに、極端に分かれてしまっている印象がありますね。中間層のニーズがサブスクに流れているのではないでしょうか。
やっぱり山下達郎は、CDでも強い
――山下達郎さんはサブスクで聞けないので、レコードの値段も上がっていると聞いたことがありますが、CDも同じでしょうか?
佐藤:CDでしか聞けないっていうのももちろんありますが、みなさん山下達郎さんの音楽が聞きたいから値段が高いのではないでしょうか。たとえば『THE RCA / AIR YEARS CD BOX 1976 – 1982』というCD BOXは特典BOX&特典盤付き&状態良好で1万円前後で買取できます! インタビューでの“サブスクしない宣言”は「おおっ」って感じでしたしね(笑)。