マヂラブ、錦鯉…売れっ子芸人の知られざる素顔を「M-1ファイナリスト」が回想
岡野陽一:昔から立ち振る舞いが巧みだった
どーも!最高の人間の岡野です!
皆様のお陰で、この肉虫キングオブコント決勝に行かせて頂きました!
ものすごく嬉しいです!
行かせて貰えたからにはものすごく頑張るので、皆様どうか宜しくお願い致します! pic.twitter.com/DgPk1O7fAo
— 元巨匠 岡野陽一 (@kyoshouokano) September 6, 2022
岡野陽一は、巨匠というコンビで『キングオブコント』の2014年と2015年で決勝に進出しましたが、売れずに相方が就職のため解散。巨匠の時から人の下にこずるく入るのが、上手かった印象です。あれだけ尖ってるように見えるネタをしているのに、思いあがった行動をしないのは売れてない時から備わっていました。
下に入るうまさは『火曜The NIGHT』(ABEMA)の矢口真里さんとの共演を見ていただければ、わかるはず。年下の矢口真里さんを「やぐねえ」と敬って露骨に後輩感を出すやりかたは、如実に彼らしさが出ていると思います。
相手を不快にさせない話術が武器
巨匠を解散してから1人でそれほど活動していない時にトークライブに出てもらいましたが、それでも岡野陽一を見に来るファンも多く、とにかくトークの切り替えしがうまい。
窮地に追い込まれてもぬるっと抜け出る話術を持っているのも強い。クズというキャラクターを乗せることによって、ある程度立場が悪くても相手をそこまで不快にさせないんです。
最近はテレビでの出演も多く、「最高の人間」として『キングオブコント2022』の決勝に出て完全に売れた印象。変わったところと言えば、生き生きして、声がより大きくなったぐらい。ベースはそれほど変わったようには感じません。