仲良くもないし、仲悪くもない

――では、気が合って仲が良いっていう時期はもともとない？

薄幸：ないです。でも、今でも一緒に飲みに行ったりするし、仲悪くはないと思います。

――今のところ、納言というコンビはいい感じで来ていると思いますか？

薄幸：いや、納言としては全然いい感じには来てないですね。私のピンの仕事のほうが多くて、安部の姿を全然見ないので。

――コンビとしては今度どうしていきたいですか？

薄幸：コンテストとかで決勝行きたいなとは思ってますけど、今の段階ではまだライブとかも出たいし、どうしたもんかなと思っていますね。さっきも言ったけど、変なのがバレてないので、誰かにイジられてみたいなのが定着するのもまだまだ近い話ではなさそうな気がするので。

「趣味を仕事にしたくない」ジレンマ

――幸さんとしても、もっと安部さんに出てほしい気持ちはあるんですね。

薄幸：本当はバラエティも2人で出たほうが楽なんだろうな、とは思うんですよね。今は私ばかりしゃべって1人でワチャワチャしてるので、安部がもっと使えたらそれぞれの負担が5：5になるのにな、って。今のところ安部が隣にいても動きにくいだけなので（笑）。

――幸さんが思う安部さんの面白いところやすごいところはどこですか？

薄幸：多趣味なところですね。絵を描いたり、美術館行ったり、植物育てたり、服が好きだったり。浅くいろいろな趣味があるので、全部ちょっとだけ詳しいというのは面白いと思うので、それをもっと出していければいいんでしょうね。

――そういうのって仕事になりそうな気配はするんですけどね。

薄幸：マネージャーがTikTokとかもやってくれているんですけど、「あんまり趣味を仕事にしたくないんですよね」って言っていたので、なかなか難しいところで。これは非常に深い問題ですね、安部問題は。