50人以上いると泣く?さらば青春の光・森田が驚いた“スーパー投資家”の素顔
人気お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲也と世界的な投資家でサンブリッジグループ会長のアレン・マイナー氏がダブルMCで出演する世界のあらゆる「イノベーション」について語り合うビジネスエンタメ企画「ビジネスワンダーTV」。
日本オラクルに入社後、米オラクル本社、米セールスフォース・ドットコム、同米本社などで活躍し、現在はジャパン・クラウド・コンサルティング株式会社代表取締役社長を務める福田康隆氏。
日本でソーシャルベンチャーの礎を築き、多くのベンチャー企業をサポートしてきた「スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー」日本版共同発起人・井上英之氏というベンチャービジネス界の超大物が登場し、イノベーションの哲学や取り組みについて赤裸々に語りました。アレン氏が号泣したという、ソーシャル・ベンチャー・ビジネス・コンペ・スタイルの意義とその内容について語っています(以下、同チャンネルをもとに構成)。
日本オラクル時代のアレンとの出会い
森田哲也(以下、森田):イノベーションを学ぶ前に、今日のゲストのお二人に簡単に自己紹介していただきます。
福田康隆(以下、福田):ジャパンクラウドという会社の代表取締役で、25~26年くらい外資系ITベンダー企業で働いています。アレンさんとは、1996年に新卒入社した日本オラクルの内定者を含めたパーティでアレンさんと出会いました。当時、アレンさんは米国に帰国するタイミングで、会場のど真ん中で号泣していたのを覚えています。
森田:そんなことありますか! みんなが楽しむパーティですよ(笑)
日本市場での成功を支援するビジネス
福田:アレンさんは当時からそれだけ慕われていたということなんですが、その時は話す機会がなく一方的に見ているだけでした。私はそれから5年後の2001年に米オラクル本社に出向し、2004年には米セールフォース・ドットコムに転職しました。ちょうどその時、日本オラクルに出資していたのがアレンさんでした。
実は転職の際も「アレンさんとお話がしたい」とお願いし、実際にお話をしたうえで決めたという経緯もあります。それからセールスフォースで得た様々なオペレーションの経験を日本に持ってきて10年くらい働きました。
その後、2017年にアレンさんが関わっていたMA(マーケティングオートメーションツール)のベンダーである株式会社マルケトの日本社長に就任。2020年には現職であるジャパンクラウドの社長になりました。ジャパンクラウドでは、外資系のベンダーを日本に誘致して合弁会社を設立し、8~10年という長い期間をかけて日本市場での成功を支援するビジネスを展開しています。