マッチングアプリ「Tinder」のコンビニに突撃。オリジナル商品がある“青春の巣窟”だった
マッチングアプリとして有名な「Tinder」が、2022年9月16~19日の期間限定で、「渋谷にコンビニを出店する」という斬新な取り組みを実施した。
しかし、「マッチングアプリのコンビニができた」と言われても、正直ピンとこない。Tinderの基本操作のスワイプを冠した「SwipeMart」では何が売られているのだろうか。謎だらけのユニークなコンビニに実際に足を運んでみた(※現在は閉店)。
普通のコンビニとしても使える
渋谷駅徒歩5分以内ほどの好立地に店を構えるSwipeMart。外観はいかにもコンビニと言えるが、店内は比較的照明が暗く、ピンク色が基調になっていることもあって、非日常感の強い空間に。
Tinderオリジナルの商品ばかりと思いきや、一般的なコンビニでも置いてある商品も多く並ぶ。決して“企画もの”という感じではなく、SwipeMartはコンビニとしての利便性も持ち合わせていた。
Tinderを提示しての会計は斬新
おそらく、SwipeMartにおける1番の注目スポットが“スワイプブース”だろう。巨大な液晶画面にはTinderのプロフィール画面が映し出されており、まるごとTinderの世界に閉じ込められたような感覚になる。
操作はカメラに向かって腕全体で左右にスワイプするだけ。普段は指を使って行っているスワイプを腕全体で行うのは斬新な体験だった。また、スワイプブースでは写真撮影を行うことができ、撮影後はQRコードが表示され、写真をダウンロードできる。Tinderのプロフィールはもちろん、Slackなどのアカウントの写真に使うと盛り上がるかもしれない。
ちなみにTinderをインストールしていれば、オリジナルの商品を1品無料でもらえる試みも。電子マネーで会計をする際にスマホを取り出すことは珍しくないが、マッチングアプリを提示しての会計は、ここでしか味わえない斬新な光景だった。